世界4都市で行われている、ベビー・キッズのブランドを集めたインターナショナルな合同展示会「プレイタイム」。東京では8月22~24日の期間、2018年・春夏コレクションが開催された。約200ブランドにものぼる展示品の中で、編集部が注目した商品を紹介しよう。
食洗機で洗える! 何でも、何にでも固定できるおもちゃホルダー
まず紹介したいのは、店舗での品切れが相次いでいるという「Lil Sidekick おもちゃホルダー」(1,500円)。ホルダーの先のとんがった部分を、60cmあるストラップに開いているいずれかの穴に通し、おもちゃを固定する仕組みになっている。もう片方はベビーカーなどに通して同様に固定すれば、取り付けOKだ。
ストラップには多数の穴が空いているため、多様な大きさのおもちゃのほか、ペットボトルなどを固定することも可能。ベビーカー、抱っこ紐、ハイチェア、バッグなど、取り付け場所を選ばない点も、利便性を向上させてくれそうだ。
食器洗い洗濯機で洗っても安心な、熱に強いラバー素材製。汚れが付いてもウエットティッシュで簡単に拭き取れるとのことで、衛生管理がしやすいアイテムとなっている。
ぐにゃぐにゃサングラスで紫外線対策を安全に
子どもの紫外線対策を考えている人には、deliebのキッズサングラスがオススメ。フレームには、手でぐにゃぐにゃに曲げられるほど柔軟性に富んだ「TPEE」という素材を採用していて、子どもが転んでも衝撃を吸収してくれそうだ。レンズに採用しているポリカーボネイトも、耐衝撃性に優れた素材なのだという。
これまではキッズ向けの商品のみだったが、来春からは0~3歳が使えるベビー向けのサングラスも発売予定となっていて、キッズ、ベビー共に価格は2,700円。海外ブランドと異なり、鼻あての高さなどが日本人にあわせた造りになっているのでつけ心地も良さそう。UVもほぼ100%カットしてくれるそうだ。
バラエティに富んだスタイの数々
また、贈り物にも便利そうなのがbuubeというブランドのスタイ。キューブをモチーフにしたデザイン性の高い商品だ。リバーシブルで多様な柄を楽しめるほか、首の部分は布が二重になっているのでよだれをきちんと吸収してくれそう。価格は2枚組で4,200円となっている。
一方、「SUNAO」というブランドのスタイが面白いのは、綿の一部を炭化させ編みたてた素材を使っているという点。炭には消臭効果や遠赤外線効果、調温・調湿の効果が期待できるとのことで、デリケートな赤ちゃんの肌にも安心だ。価格は2,500円となっている。
妊娠中からの記念に
妊娠中や子どもの記念日に、写真を撮る機会は多いだろう。そんな時に活用できそうなのが、オーストラリアのブランド「All4Ella」の「Milestone Block」(4,300円)。数字が描かれたブロック、そして「year」「months」と描かれたブロックがセットになっている。
それぞれのブロックを組み合わせれば、「1カ月」「半年」「1年」など、さまざまな期間を表現することが可能。「子どものハーフバースデー」や「妊娠●カ月」といった節目の記録に便利そうだ。
ママにも子どもにも安心でおいしいものを
今回、プレイタイム東京では食にまつわるアイテムを紹介するエリアが初めて登場。オーガニックな食材を使った商品の出展が目立った。
このうち「loco organic」の「赤ちゃんにやさしい無添加・有機米おかゆ」(100g/390円)は、兵庫県丹波産の有機米こしひかりを100%使用した、無添加・無農薬・保存料なしのおかゆ。おかゆの固さは4種類に分かれていて、幅広い月齢に対応している。出産祝い用に、5袋入り(3,000円)のギフトボックスも用意されている。
また、妊活、妊娠、産後といった女性のライフステージにあわせて楽しんでほしいのが、「お母さんを楽しむお茶」をコンセプトにした「JAPANESE HERBTEA 今古今」。「西洋のハーブティーは毎日飲めない」「安心して飲める、和のお茶が欲しい」などの声をもとに、日本の伝統的な薬草をブレンドして作ったという。
商品はハーブの専門家が女性の不調や目的に寄り添って調合していて、妊活中は「温 nuku nuku」、妊娠中は「育 suku suku」、産後は「始 waku waku」と、時期にあわせた商品を展開。いずれも価格はティーバッグ10個入りが1,250円、30個入りが2,500円となっている。
今回紹介した商品は、それぞれのブランド・メーカーなどのホームページで購入することが可能。一部は大型の育児用品専門店、デパートなどでも取り扱いがあるという。便利なアイテムの活用によって、育児は"楽"にもなるし、"楽しく"もなる。子どもだけでなく、ママもうきうきするような商品を選んで、ぜひ楽しみながら子育てをしてほしい。
※価格は税別