クラウドファンディング「Indiegogo」で3億8716万円、「Makuake」で9525万円の出資を獲得した7インチディスプレイ搭載ウルトラモバイルPC「GPD Pocket」が、予定通りに6月に出荷が開始され、6月下旬には日本の出資者にも製品が届き始めました。

ワタシはオーダー番号900番台前半と比較的早い段階で出資したのですが、USB Type-Cハブ同梱版を選択したため発送が遅れ、最終的に届いたのが7月19日となりました。クラウドファンディングでは、不確定要素を増やさないため最小構成で注文するべきですね。そんなわけで記事としてはやむなく出遅れてしまったので、実際使ってみてよかった点、悪かった点などを具体的にレビューしていきます!

GPD「GPD Pocket」希望小売価格599ドル/8万円、実売価格6万5000円前後

■試用機の主な仕様   [製品名] GPD Pocket   [CPU] Intel Atom x7-Z8750(1.60/2.56GHz)   [メモリ] 8GB(LPDDR3-1600 SDRAM)   [グラフィックス] Intel HD Graphics 405(CPU内蔵)   [ストレージ] 128GB eMMC   [光学ドライブ] なし   [ディスプレイ] 7型液晶(1,920×1,200ドット、16:10、マルチタッチ、Corning Gorilla Glass 3)    [OS] Windows 10 Home 64bit   [サイズ/重量] W180mm×D106mm×H18.5mm/約480g   [希望小売価格] 599ドル/8万円、実売価格6万5000円前後  

同梱物一覧。左上から本体、Type-C Hub、USB-Cケーブル、ACアダプタ、説明書

Type-C Hubには、マイクロSDカードスロット、SDカードスロット、USB Type-A端子が用意されています

ACアダプターは入力100-240V、出力5V/3A、9V/2.67A、12V/2A、容量24W