【レポート】

ゼリーにパンパンに入っている液って何? たらみの人に聞いてみた

ゼリーを食べよう。

まずフタを開けて……、

ちくしょう! 台無しにしやがった! お前はいつもそうだ。

そのゼリーはまるでお前の人生そのものだ。お前はいつも失敗ばかりだ。

お前はいろんなことに手を付けるが、ひとつだってやり遂げられない。

誰もお前を愛さない。


冒頭と全く関係ないが、「なぜ、ゼリーは容器パンパンに液が入っているのか?」という質問が読者からマイナビニュース編集部宛てに寄せられた。確かに、ゼリーをいざ食べようとすると、中の液が勢いよく漏れ出すという経験はみんなしたことがあるはず。今回は、その理由をたらみに聞いてきた。

たらみと言えば、コンビニやスーパーにある、

これや、

これも、

ぜーんぶ作っているゼリーメーカーだ。

取り扱うブランドは全部で20個以上もあり、日本のドライゼリー市場のおよそ50%を担っているゼリー最大手。今回は、同社マーケティング部マーケティンググループマネージャーの坂田希美さんにその質問をぶつけてみよう。

ゼリーはなぜパンパンなのか

福田: 「よろしくお願いします。早速ですが、ゼリーはなぜあんなにパンパンに液がはいっているのでしょうか。飛び散るんですけど」


坂田さん: 「早速ですね(笑)。はい、大きな理由として2つ挙げられます。1つ目はゼリーの酸化防止ですね。カップの中にわずかでも空気があると、ゼリーが酸化して品質が悪くなってしまうんです


福田: 「真空にしておいた方が衛生的ってことですね。でも、ゼリーの中でもパンパンに入ってないものもあるじゃないですか。密閉するだけではだめなんですか?」


坂田さん: 「そういうものも確かにあります。しかし、それでは長期間品質を保つのが難しいんです。おそらく真空ではないものは、冷蔵で3カ月くらいが限度でしょうか。パンパンに入ったたらみのゼリーは、常温で6~10カ月ほど保存できます」


福田: 「倍以上も違うじゃないですか! すごい……」


坂田さん: 「それだけではないんですよ。ゼリーがパンパンに入っている理由の2つ目は、ゼリーの食感維持です。パンパンにすることで、ぷるん、つるんがウリの同社のゼリーを運搬時の衝撃から守っているんですよ!」


福田: 「なるほど……、というか、そもそもあの液ってなんなんですか?」


坂田さん: 「あれは液というか、ゼリーと同じものなんですよ」


福田: 「なぞなぞですか?」


坂田さん: 「違います。そもそもゼリーは、まずカップに果物を入れる⇒ゼリー液で満たす⇒フタをして密閉する⇒殺菌⇒冷却して固めるという行程で作られています」


福田: 「液はいつ入れるんです?」


坂田さん: 「あの液はわざと入れているものではなくて、冷却して固まったゼリーからにじみ出たものだと思います。ゼリーは糖と果汁、植物から抽出したゲル化剤などを混ぜ合わせた液でできてますので、それが正体ですね」


福田: 「ゼリーからにじみ出た汗みたいなものってことでいいですか」


坂田さん: 「間違ってはないですが、もっと表現を改めてください」


福田: 「失礼しました。では、ゼリーから液が飛び散るのは防げないんですか?」


坂田さん: 「お客さまからもそういったお声はいただくのですが、一応パッケージに表記があるんですよ。ほらここに」


福田: 「えっ、ああ本当だ! 『開封時の液こぼれにご注意ください。カップ上面部縁を押さえてやさしくOPEN』って書いてある! さすがにこれは見逃してました」


坂田さん: 「そうだと思いましたので、今日は液が飛び散らない開け方を実践しますね」


福田: 「ぜひ教えてください」


坂田さん: 「まずゼリーを平らなところに置き、左手でカップの縁を押さえます。右手で優しく引き上げて、真ん中くらいまで開けた左手で持つ縁の位置を変えて最後まで水平を保てば……」


福田: 「めっちゃきれいにはがれた」


坂田さん: 「ゆっくり丁寧にはがすことが大事です。ただ、やはり今後も開けやすくなりシール材の検討や、中身も飛び散りにくいものを含めて研究を行っていきます」


福田: 「例えゼリーが目の前にあっても、絶対に焦ってはいけないということですか」


坂田さん: 「あとは3月1日から、『Fruit&Beauty』シリーズが発売されました。このシリーズを含め、今後もたらみのゼリーをお願いいたします」


福田: 「最後に紹介をはさんできましたね(笑)。本日はどうもありがとうございました!」



なぜゼリーはパンパンに入っているのか。その答えは、密閉にすることでゼリーの品質を守り、長期間の保存が可能になるからだそうだ。フタをはがすときは水平に保ち、ゆっくり丁寧にはがすことが必要とのこと。

ゼリーを食べるときは、今回紹介した丁寧な開け方をぜひ実践してほしい。

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