ミラーレスでもナンバーワンを目指す
最後に、キヤノンマーケティングジャパン 取締役 常務執行役員 イメージングシステムカンパニープレジデントの八木耕一氏が、市場シェアや販促施策について説明した。
キヤノンは2016年も、レンズ交換式カメラ市場およびコンパクトカメラ市場においてトップシェアを達成。一眼レフでは54%、ミラーレスカメラは前年比8%増の伸びによりシェア20%・2位に躍進した。「ミラーレスカメラにおいても早急にナンバーワンを目指していきます」(八木氏) と強気の姿勢だ。
レンズ交換式カメラのタイプ別販売構成比では、ミラーレスとエントリー向け一眼レフの合計で、86%という高い割合を占める。しかもこれらの製品を購入するユーザーのうち、71%が新規購入者だ。同社はここをチャンスと捉え、今回の新製品ラインナップに反映したという。
プロモーションについては、EOS M6、EOS 9000D、EOS Kiss X9iの発売である4月上旬からそれぞれデビューキャンペーンを展開し、PowerShot G9 X Mark IIや既存のEOS 80D、PIXUSなどでは「GOING 2020! SPRINGキャンペーン」を2月18日から開始するとのこと。また、2月23日から26日までパシフィコ横浜で開催されるカメラショー「CP+2017」においても、来場者に大々的にアピールしていきたいと語った。