バレンタイン前に美容室に行けない女性へ! エッセンシャルの新商品がすごい

もうすぐバレンタイン。女性の皆さん、気になる人にあげるチョコは決まっただろうか。きっとバレンタインデートに向けて、美容を頑張っている女性もいることだろう。

メイク、ファッション、ダイエット……デート前に女性が気合いを入れるところは多々あるが、今回はヘアケアに注目。花王のヘアブランド・エッセンシャルの新商品体験会に参加してきたので、その様子をレポートしよう。

男性が見ているのは「肌」より「髪」

同社が実施したアンケートによると、男性が「初対面の女性に対して目が行くポイント」「女性の清潔感を感じるポイント」「友達に紹介するときに彼女にキレイにしてほしいポイント」のすべてにおいて、肌を上回って髪が1位となった。

さらに、髪が傷んでいる女性は恋愛対象になりにくいかという質問に対して「なりにくい」と回答した男性は、約4割にものぼった。辛らつな結果だが、忙しくて美容に時間を割けないとき、最優先事項はヘアケアだということがよくわかる。

健康な髪と傷んだ髪との違い

ここで、健康な髪と傷んだ髪との違いを整理しておこう。

毛髪の表面を覆っている「キューティクル」は、髪の摩擦を低減し、髪を守って毛流れを整える働きをしている。健康な髪はキューティクルがなめらかに整っているのに対し、傷んだ髪はキューティクルが損傷し、毛流れが乱れているのが特徴だ。

キューティクルは、タンパク質層(下部)と脂質層(表面)から成る。キューティクルが健康な状態ではこの2層が保たれているが、紫外線やヘアカラー剤などで髪が傷むと、脂質層が徐々に失われていく。「傷んだ髪は摩擦が高くなり、洗髪やドライヤーのときに髪が引っかかるようになります。さらに傷むと、タンパク質層の上部が削れて凹凸が生じ、むし歯状態になってしまいます」と、同社ヘアケア研究所・主任研究員の渡邊俊一氏。

むし歯状態のキューティクルに、従来のケア成分(トリートメント・コンディショナーなど)を入れても、取れやすく効果が持続しない。そこで同社は、タンパク質の凹凸を埋めて補強・補修し、元の健康なキューティクルの状態に戻す新技術を開発した。

傷ついたキューティクルの救世主

新技術・ベースアップテクノロジーを採用した商品が、「エッセンシャル キューティクルエッセンス」(800円)だ。「同 キューティクルケアシャンプー」「同 キューティクルケアコンディショナー」(各695円)とあわせて使用することで、傷ついたキューティクルをケアし、髪1本1本の毛流れを自然に整えるという。仕上がりのイメージに応じて、「しっとりツヤ髪」「さらさらスムース髪」「ふんわりうるツヤ髪」の3タイプを用意した。

会場では、新技術を使用した髪と使用していない髪にそれぞれ油とり紙をあて、ケア成分がどれだけ落ちるかの検証を行った。新技術を使用していない髪ではケア成分がはがれたのに対し、新技術を使用した髪でははがれていないことを確認。これは、新技術によってキューティクルのダメージ部分にケア成分が定着していることを示している。