毎日開け閉めする窓ですが、そのつどホコリや髪の毛が入り込んでしまい、汚れがすぐにたまってしまいます。窓のレールに入ってしまったゴミは、使い古した歯ブラシなどを使っても、なかなか簡単には取りのぞけませんよね。筆者宅でも年末に掃除しそびれて手つかず状態になっています。

今回、簡単にレールを掃除する裏ワザがあると聞いて、実践することにしました。どれだけきれいになるか検証していきたいと思います。

今回は輪ゴムを使います

1~2本の輪ゴムで挑戦したが……

今回使用するのは、ごく普通の輪ゴム。これを1、2本レールにおいて開け閉めするだけでほこりや髪の毛が取れるらしいのです。筆者宅の窓のレールには、ほこりや髪の毛、ゴミまでたまっていますが……、果たしてきれいになるのでしょうか。

筆者宅の窓のレール。いろんなゴミがたまっています(画像クリックで元画像表示)

まずは2本の輪ゴムをレールに置いて、窓を閉めていきました。輪ゴムは窓の下に吸い込まれていき、見えなくなっていきます。そのまま4、5回開け閉めすると輪ゴムは外に出てきましたが、窓を動かす際に手ごたえがあまりなく、ゴミも取れませんでした。

まずは2本のゴムで挑戦(画像クリックで元画像表示)

窓の下に吸い込まれていきます。結局ゴミはあまり取れず(画像クリックで元画像表示)

5本で再チャレンジ

そこで、次は輪ゴムの数を5本にまで増やしてみることにしました。

次は5本に増やしてチャレンジします(画像クリックで元画像表示)

窓を閉めようとすると、2本で試した時とは違う重さを感じました。先ほどと同じく、輪ゴムは窓の下に入って見えなくなりましたが、4、5回ほど開閉すると、次々とごみの絡みついた輪ゴムが出てきて、レール上の多くのほこりや髪の毛がきれいに取れていました。

輪ゴムにゴミがぎっしり!(画像クリックで元画像表示)

レールもきれいになりました

窓に合った輪ゴムの本数を見極める

今回の実験を通してわかったことは、窓とレールとの間にどれだけの隙間があるかによって、必要な輪ゴムの数が変わってくるということです。少しずつ輪ゴムの数を増やしながら、自分の家の窓には何本の輪ゴムが必要かを見極める必要があるでしょう。

また、この掃除方法は輪ゴムが窓の下に入り込んでしまう可能性があるため、十分注意しながら行う必要があります。窓の下に輪ゴムが入り込んで取れなくなったということにならないように気を付けてください。

自分の家の窓に合う輪ゴムの数がわかれば、これほど楽なレールの掃除方法は他にないでしょう。窓とレールの間の見えないゴミも取れて、窓の滑りが良くなるという効果も期待できそうです。輪ゴムを入れて開け閉めするだけならちょっとした空き時間に行うこともできるし、子どもたちに手伝ってもらうこともできるのではないでしょうか。

輪ゴムのありかに注意しながら、お手軽なレール掃除を試してみてください。

※本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。