子どもがうまれてからというもの、どんどん増えるおもちゃ。成長と共に使わなくなったおもちゃを今、捨てるべきか、それとも第2子のためにとっておくべきか、友人に譲るべきか……と考えているうちに、収納場所がなくなっていくという経験は、多くの方が持っているのではないでしょうか。

今回は、1児のパパで、無印良品のインテリアアドバイザーとして活躍している末廣靖さんに、ご自身の育児経験も踏まえたおもちゃ収納のコツを教えてもらいます。

よく遊んでいるもの、遊んでいないものを分ける

「パルプボードボックス・タテヨコA4サイズ・3段・ベージュ」(3,500円・税込)、「ダンボール引出(パルプボードボックス用)」(750円・税込)

おもちゃの収納のために使ったのは、「パルプボードボックス・タテヨコA4サイズ・3段・ベージュ」(3,500円・税込)、「ダンボール引出(パルプボードボックス用)」(750円・税込)です。引き出しはダンボール製なので気兼ねなく使え、クレヨンなどで絵を書き込むことも可能。さらに専用のジョイント金具を使えば、ボックスを増やしていくこともできます。

Q.どうして、おもちゃって気づかないうちに増えてしまうのでしょうか……

かわいくて親が買ったり、友人・親族からもらったりして、おもちゃの増える勢いってすごいですよね。一方で、もう使わないと思っていたおもちゃでも、子どもが急に「あのおもちゃで遊びたい! 」と言い出したり、親にとっても思い出の品だったりするので、処分のタイミングが難しいという側面もあると思います。第2子を考えていたら、とっておきたいと思うかもしれませんしね。

Q.上手に管理・収納するコツはありますか?

収納がおもちゃでいっぱいになったら、「よく遊んでいるもの」「遊んでいないもの」を分けましょう。そして、別々のボックスに入れるというのがポイントです。子どもが小さいうちは親だけで、3歳くらいになれば好みがはっきりしてくるので、親子で一緒に仕分けできるのではないでしょうか。

よく遊んでいるおもちゃ、遊んでいないおもちゃをボックスで仕分けしよう

そして新しいおもちゃが増えたとき、"遊んでいないものボックス"の処分をどうするか考えましょう。次にうまれる子どものためにとっておこうと考えたら、そのまま押し入れなどに収納してもいいですし、ボックスごと誰かに譲ることもできるかもしれません。もちろん"捨てる"という選択肢も取れますが、いずれにせよ、"遊んでいない"と判断してから時間が経過しているので、処分しやすいと思います。

子どもが片付けしやすい収納に

Q.おもちゃがどうしても散らかってしまうのですが……

「よく遊んでいるもの」「遊んでいないもの」を分けると、子どもは"よく遊んでいるものボックス"ばかり、出してくるようになります。そうすると、必要以上におもちゃが散らからなくて済みますよ。

おもちゃを仕分けしたら”ラベリング”を。子どもにお絵かきしてもらえば、楽しくお片付けできるようになるかも

また仕分けをする際、中に何が入っているかが分かるように、ラベリングをするのもポイントです。そして、できれば子どもにお絵かきしてもらうといいですね。そうすると、おもちゃボックスに愛着がわき、「おもちゃは自分がしまいたい! 」という気持ちが育まれるかもしれません。

最終的に子どもだけで管理できるよう、収納グッズは子どもが使いやすく、しまいやすいものを選びましょう。

託児施設「木育ルーム」の利用料、1時間分を無料でプレゼント
予約の際、「マイナビニュースを見た」とお伝えいただくと、無印良品・西武渋谷店舗内にある託児施設「木育ルーム」を1時間無料でご利用いただけます。3,000円以上のお買い物で、さらに1時間無料となります。
■利用可能期間: 2016年9月30日~10月16日
■利用条件: 前日までに事前予約すること(予約受付日時は月・金・土・日・祝日の10~18時)

無印良品インテリアアドバイザー 末廣 靖

1998年の入社以来、家具の販売に携わるインテリア商品のスペシャリスト。インテリア相談会のサービスが始まった2004年にインテリアアドバイザーとなる。プライベートでは4歳の娘を持つ父親で、子育ての経験を生かした収納提案を得意とする。
無印良品では、家具の選び方から収納に関する相談までを請け負う「インテリア相談会」を無料で実施中。実施店舗の確認や予約はホームページから行うことができる。



←"感じ良いくらし"を提案するインテリアアドバイザーはこのバッジが目印。