本来はくつろぎのスペースであるはずの家。しかし現代社会では、仕事を持ち帰る方や、自宅での作業のみで仕事も完結する方も少なくないでしょう。書き物や仕事を行う書斎は、風水では仕事や出世に大きな影響を与えるとされています。今回は、仕事運がダウンしてしまう書斎のNGポイントをご紹介します。

机が壁にぴったりついているとNG?

机が壁に向いて付いている

風水では机を置く位置も大切です。机を壁にぴったりとつけて配置すればスペースを有効活用できると考える方も多いと思いますが、こうした配置の場合、周囲からの引き立てが期待できず出世できません。

背後に空間があり過ぎると、集中力に欠け作業もはかどりません。風水には「四神相応(しじんそうおう)」という考え方があり、背後は高く山がそびえるように壁となっているのがいいとされています。机の背後が壁となっている場合は、いいエネルギーを漏らすことなく取りこむことができます。大企業の重役や社長室の机の配置を思い浮かべてみましょう。壁に机が向かっていることは、ほとんどないはずです。

椅子の後ろにドアがある

机の背後に出入り口があるのも良くありません。目の届かない背後で人や物の気配を感じるような環境だと、気が散漫になります。落ち着いて作業する事が難しく、イライラしがちです。どうしても背後がドアとなってしまう場合は観葉植物をドアの前に置き、自身の気の消耗をブロックしましょう。

背後にドアがあると気が散漫に

寝室に書斎がある

書斎専用の部屋があれば最良ですが、難しい場合はリビングなどの一角に落ち着けるスペースを作りましょう。ただし、寝室は避けます。寝室はゆっくり休むための「静」いわば「陰」の場所です。これに対し、書斎や自宅作業場は活発な「動」いわば「陽」の場所です。陰と陽が直接対決する形となり相性が良くありません。思ったような成果が期待できず伸び悩む運気となります。

寝室に書斎や仕事場を作るのも避けましょう

おまけ: 机位置の方位別運気

・北: ライター、金融関係、研究者にオススメです。深く鋭い洞察力と探究心が育ちます。
・東: サラリーマンにオススメです。多くの情報が集まり、信頼を得て出世できます。
・西: 有能なリーダーを目指す方にオススメです。組織力が高まるエネルギーを持ちます。
・南: クリエイティブな作業にオススメです。斬新なアイディアがひらめきます。

いい仕事をするためには環境作りも大切です。机の上はシンブルに保ちましょう。また、引き出しの中がキレイに整理され、本棚の本もカテゴリーごとに並べられているといい運気が宿ります。書斎がもつエネルギーを味方につけて幸せを呼び込みましょう。

※画像はイメージ

著者プロフィール: 月香(つきか)

ハート占い1to1ハートスクール1to1主宰。
幼い頃よりさまざま体験を通じて、目には見えない何か不思議な力が存在していることに気づく。
スピリチュアルカウンセラーとして、風水や四柱推命、霊視をしながら、たくさんの方々を鑑定。人は誰でも最良の選択をすることで、幸せを引きよせることができると実感する。
スクールでは、占い師、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラーを養成。
モータースポーツにも従事。レーシングチーム、Team Sky Lightに所属。