まるか食品はこのほど、「ペヤング マヨネーズソース風 キムチ焼そば」(税別175円)を全国で発売した。「激辛やきそば」「にんにくMAXやきそば」「激辛カレーやきそば」など、刺激的なメニューが多い「ペヤング」の新作は"キムチ"焼そば。それも"マヨネーズソース風"ってどういうこと? 実際に食べてみた。

「ペヤング マヨネーズソース風 キムチ焼そば」(税別175円)

"マヨネーズソース風"とあるので、カップ焼そばに多い別添えのマヨネーズソースがあるのかと思いきや、中に入っていたのはソースとかやくのみ。どうやらソース自体にマヨネーズ風味の"何か"が入っているようだ。かやくには、乾燥させたキムチが入っていた。

パッケージを開けてみると、入っていたのはソースとかやくのみ

かやくには、乾燥キムチが採用されていた

かやくと湯を入れて待つこと3分。ソースは鮮やかな赤色でマヨネーズ要素は見られなかったが、ほんのりとマヨネーズの香りがする。まるか食品の広報担当に直撃したところ、どうやってこのマヨネーズ風味を生み出しているかは秘密だという。

原材料はこんな感じだ。マヨネーズらしいものは見受けられない

かやくをいれて、湯を注ぎ、待つこと3分

真っ赤なソースをかけるとキムチの香りが漂ってきた

赤く染まった麺を食べてみると、はじめに酸味のあるキムチの味わいを感じた。決して辛すぎるわけではないが、後味に辛さが残る。それが蓄積されてか、途中からじわじわと体が熱くなってきた。しかし食べる手が止められず、気がつけば一気に完食。気になるマヨネーズだが、キムチの味が強すぎたせいか、味わいとしてはさほど感じられなかった。それでも、香りから確実にマヨネーズを思わせる"何か"がいるのは分かる。

完成した焼そばは、キムチの香りがすごい

後味にじわじわとくる辛さが残る味わいだ

乾燥キムチはシャキシャキとした食感が少し残っていた

今回のキムチ風味は前々から作る計画にあり、試行錯誤を経てようやく販売できた商品だという。キムチの辛さが病みつきになるので、辛いものが好きならぜひ食べてみてほしい。