【レポート】

CES 2016 - カシオ初のスマートウォッチ「Smart Outdoor Watch」発表、Android Wearベース

笠原光  [2016/01/06]

Casio Americaは5日(現地時間)、CES 2016開幕が迫る米ラスベガスでプレスカンファレンスを開き、カシオ初のスマートウォッチとなる「WSD-F10 Smart Outdoor Watch」を発表した。50メートル防水や軍用規格の頑強さ、一カ月以上の長期間動作も実現するモード切り替えなど、普段使いだけでなく本格的なアウトドア環境でも使えるタフなスマートウォッチとして製品化した。米市場では4月に発売し、価格は500ドル程度となる見込み。

カシオ初のスマートウォッチ「WSD-F10 Smart Outdoor Watch」

WSD-F10を腕に巻くのはカシオ計算機の樫尾和宏 社長兼COO

WSD-F10のスペックは、これまでのスマートウォッチとはまったく異なるユーザー体験を期待したくなるほど、際立っている。落としたりぶつけたり、毎日の充電忘れも怖くなくなり、少なくとも"時計のように普通に使えるスマートウォッチ"になるのではと思う。ケースは50メートル防水でオーディオマイクを内蔵し、米国軍用規格MIL-STD-810でテストした頑強性を持つ。リストバンドは長時間着用に適し耐候性も十分な軟質ウレタンプラスチックだ。

カラーバリエーションは4色

左側面の充電コネクタにケーブルをつないだところ

ケースの右側に寄せられたTOOL、Power、APPの3つの物理操作ボタンは、手袋をしたままでも押せるサイズと配置

極めつけにウォッチフェイスはカラー液晶ディスプレイの表面に、モノクロの透過液晶を重ねたデュアルレイヤとなっており、ユーザーが時計モードを変更することで、この液晶が切り替わる。一般的なスマートウォッチのようにアプリを利用する場合に使うのがカラー液晶のモードで、モノクロ液晶のモードでは取得データと時計のみに表示機能を絞るかわりに、このモードではバッテリが1カ月以上持つ。

カラー液晶ディスプレイの表面に、モノクロ液晶を重ねている

フェイスカスタマイズも多彩

OSはAndroid Wear。ディスプレイは1.32インチのは静電容量方式タッチスクリーンで、カラー液晶の解像度が320×300ドット。内蔵センサは圧力(空気圧、高度)、加速度計、ジャイロ、コンパス(磁気)。通信機能はBluetooth V4.1 LE、Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)。バッテリはリチウムイオンで、持続時間はカラー液晶で1日以上、モノクロ液晶で1カ月以上、再充電は約2時間。サイズはH61.7×W56.4×D15.7mm(ケース)、重量は93g(バンド含む)。

コンパス方位、気圧・高度、日の出・日の入り時間、潮のグラフ、活動量グラフなどのリアルタイム情報は、右上のTOOLボタンで呼び出せる

ほか、内蔵のセンサで取得した環境変化やアクティビティレベルのデータをもとに、アウトドアスポーツをより楽しめる情報を提供するSmart Outdoor Watch専用アプリが利用できる。プリインストールはトレッキング、サイクリング・ランニング、フィッシングなどのアウトドアスポーツにそれぞれ対応したもの。なお、Android Wearベースであるため、GmailやGoogle音声検索、Googleマップなど、Googleのアプリやサービスはもちろん対応している。

Smart Outdoor Watch専用の独自アプリを導入済み

Android Wearなので、Googleのアプリ・サービスが利用できる

スマートウォッチ参入では実際後発の立場と言えるが、Smart Outdoor Watchのような製品は、1970年代からデジタル時計を開発し、1990年代からPDAや携帯電話などエレクトロニクス機器の開発もしてきたカシオだからこそ実現したと自信を見せていた

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