「スローカロリーシュガー」は、普通の砂糖に比べてゆっくり消化吸収されるという特徴を持つ

もう数日もしないうちに正月を迎えるが、正月に欠かせないものといえば、なんといってもおせちだろう。ただ、「寝正月」という言葉にもあるように、正月はあまり動かずにおせちやおもちを食べ、みるみるうちに食習慣が乱れ、身体環境も乱れてしまうことも。それならば「体に優しいおせち」を作ればいいのだが、その手助けとなりそうなのが「パラチノース」だ。

天然の糖質・パラチノースは、ゆっくり吸収され体に負担をかけないので、乱れがちな食習慣を整えるのに役立つ。本稿では、このパラチノースを配合した「スローカロリーシュガー」を用いたスイーツレシピを紹介しよう。レシピを考案してくれたのは、人気レシピブロガーのみやちゃんだ。

まずは、おせちの定番・くりきんとんをフルーツで大胆にアレンジした「フルーツきんとん」を紹介しよう。

「フルーツきんとん」

くりの代わりにフルーツを使った「フルーツきんとん」

材料(約14~16個分)

さつまいも(皮なし) 300g / くちなしの実 1個分(2g) / リンゴ 1/2個 / キウイ 1/2個 / スローカロリーシュガー 大さじ2 / レモン汁 小さじ1 / 塩 ひとつまみ

つくり方

1.さつまいもは1cm幅程度の輪切りにし、水にさらしておく。

2.鍋に水切りした1とくちなしの実、たっぷりの水を入れて中火にかけ、竹串がスッと刺さるまでゆでる。くちなしの実を取り除き、さつまいもはざるにあげて水分を切り、マッシャーなどでつぶす。

3.リンゴは皮と芯を取り除き、4等分にし厚さ5mmのいちょう切りにする。いちょう切りにしたら耐熱ボウルに入れ、スローカロリーシュガーとレモン汁を加える。耐熱ボウルにラップをし、600Wの電子レンジで3分加熱する。2に電子レンジの中身をすべて加えてへらで混ぜ、塩を入れて混ぜる。

4.3を2等分にし、半分には1cm角に切ったキウイを加えて混ぜておく。これらをラップで茶巾のように絞って形作る。

「甘さを控えめにしていますので、甘めが好きな方はスローカロリーシュガーを大さじ1杯増やしてください」(みやちゃん)。

もう1品は、新年会などのイベントに持ち寄りたい「ローストポーク」。ボリュームがある肉料理は、皆から喜ばれること間違いなしだ。

「ローストポーク」

魚焼きグリルでも「ローストポーク」が作れる

材料(4人分)

豚肉ブロック(肩ロースやもも肉) 400g / 塩 適量 / こしょう 適量

A(スローカロリーシュガー 大さじ3 / しょう油 60ml / 酒 60ml / おろしニンニク 小さじ1)

つくり方

1.鍋にAを入れ、煮立ててから冷ます。

2.豚肉にフォークで所々穴を開け、塩・コショウをすり込んでおく。

3.ポリ袋に1を入れてから2を漬け込み、密封して一晩おく。

4.フライパンに3を入れ(汁は入れない)、中火で軽く焼き色がつくまで両面を焼く。ふたをしてとろ火にかけ、合間にふたを開けて、ひっくり返しながらじっくりと焼く。中まで火が通ったら強火にして水分を飛ばす(竹串を刺してみて肉汁が透明になるのが焼けた目安)。

5.できあがったローストポークは、冷めるまでホイルに包んでおく。冷めたら、好みの厚さにスライスする。

「ポリ袋に残ったタレは、フライパンに入れて煮詰めてソースにして肉にかけてもいいですよ。タレに漬け込んでいるため、焼くときに焦げやすいので弱火でじっくりと焼いてください。魚焼きグリルで焼いても、おいしくできあがります」。


レシピ考案者プロフィール

みやちゃん
フィットネスジムでスタッフをしながら、料理人としても働いています。これらの経験をいかして、簡単でおいしいレシピをブログ「四万十住人の簡単料理ブログ!」で紹介しています。