「よーじや」というとあぶらとり紙が有名だが、実は基礎化粧品や伝統化粧道具、ベースメイクのフルラインナップがそろった京化粧店である。その中でもオススメの商品は、あぶらとり紙同様に毎日使える"アレ"なのだ。

もともと六角御幸町に店を構えていたが、新京極の花遊小路に移転。ここが本店となり店名も「よーじや」となった

京化粧店らしい保湿成分を配合

創業は明治37年(1904)だから、かれこれ111年の歴史がある老舗。本店は、阪急京都線「河原町」駅の9番出口より新京極花遊小路へ5分歩いたところにある。大正時代に生まれた「あぶらとり紙」(1冊・20枚入り/330円)など、肌への優しさを第一に考えたゆえに天然素材にこだわるよーじやの商品の中で、隠れファンが多いのがハンドクリーム「まゆごもりはんどくりーむ」である。

「まゆごもりはんどくりーむ」がふわふわっとまるで繭のように手肌を優しく守ってくれる(写真は100g/1,430円)

シルク由来の保湿成分"セリシン"とシアバターを配合し、しっとりうるおいをキープ。さらに京都育ちの野菜エキス入りで、ハリのある手肌へ導いてくれる。まさに京化粧店らしいと言える。

3サイズはシーンに合わせて使い分け

中身はふわふわっとしたマシュマロのようで、香りがよく、滑らかにのび、とても柔らかく気持ちいい。重ねづけをしても軽やかでさらりとした肌心地で、傷があっても沁みることもない。サイズは10g(390円)、30g(650円)、100g(1,430円)と3つある。チューブタイプの中は持ち歩きに便利で、小は友人や家族へのギフトにぴったりだ。

また、よーじやには季節商品も多い。10月1日に発売した「紙せっけん洗顔用 ゆず」(20枚入り/340円)は、よーじやアイテムの中でも人気が高い紙せっけんの季節・数量限定品。敏感肌処方で洗顔はもちろん、手洗いにも使える。きめ細かい泡がたち、ゆずのほのかな香りを楽しめる。季節・数量限定品は今後、春に桜バージョンの展開を予定している。

10月1日に発売した「紙せっけん洗顔用 ゆず」(20枚入り/340円)は季節・数量限定品

●information
よーじや本店
京都市中京区新京極花遊小路
営業: 11:00~19:00
定休日: 年末年始
アクセス: 阪急京都線河原町駅下車、9番出口より新京極花遊小路徒歩5分

※記事中の情報・価格は2015年10月取材時のもの。価格は税別

筆者プロフィール: 金関亜紀

香川県生まれ。九州や山口で考古学に携わり、民俗学などに関心をもつ。東京の編集プロダクションや出版社勤務を経て、フリーランスに。現在、東京-香川を往復する生活を続ける。一年に地方や離島に出かける回数は30回以上。土地の食材や酒、祭りなどのフィールドワークを行っている。共著に『日本全国うまい焼酎虎の巻』(エイ文庫)がある。無類の酒好き。雑誌やネットなどでお酒のコラムをはじめ、離島の島ネタなどを執筆。現在は各地の居酒屋で旬の食材と地酒を求めて放浪。日本酒蔵、焼酎蔵などと蔵との繋がりあり。個人ブログ「ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足」で紹介中。