お父さん世代では「はじめ人間ギャートルズ」、子ども世代では「ワンピース」などでも登場する「マンガ肉」。これでもかというボリュームの骨付き肉で、一度は食べてみたいと思う人も多いのではないだろうか。今回は、世代を超えて喜ばれる料理でもあるマンガ肉のレシピをご紹介。レシピ考案は人気ブロガーの筋肉料理人さんだ。

筋肉料理人さんのレシピは、手羽元と挽肉を使い、中には茹で玉子を入れている。断面のかわいらしさもポイントだ。お父さん、週末に頑張ってつくって家族を驚かせてみて!

フライパンでつくるマンガ肉

やっぱりこうやって手でつかんでガブッといきたいよね!

材料(4人分)
鶏挽肉 250g / 手羽元 4本 / ベーコン薄切り 6枚 / 玉ネギ 1/2個 / 茹で玉子 2個 / 片栗粉 少々 / 黒胡椒 少々 / サラダ油 適量

A(パン粉 大さじ3 / 玉子 1/2個 / 片栗粉 大さじ3 / 塩 小さじ1/2 / おろし生姜、おろしにんにく 各小さじ1/4 / 黒胡椒 適宜)

つくり方

1.玉ネギをみじん切りにして耐熱ボウルに入れ、ラップをかぶせ電子レンジ(500w)で2分加熱。冷ました後にAと混ぜ合わせる。これに鶏挽肉を混ぜ、粘りが出るまで練っておく。

2.鶏手羽元の細いほうの端からキッチンハサミを使って肉をはがし、反対側の端に肉がついている状態にする(手羽元チューリップの状態)。はがした肉をキッチンハサミで縦に何カ所か切って、茹で玉子を巻きやすくする。

3.アルミホイルを30cm程度引き出して2枚切り、半分くらい重ねて広げ、サラダ油を薄く塗る。ベーコンを少し重ねてのせ、上に1をのせて広げる。

4.3の手前に茹で玉子をのせ、片栗粉をまぶした手羽元で包むようにする。ベーコンの手前から巻き、両端を手で押さえて形を整えたらアルミホイルで巻く。巻いたら両端を絞って、手羽元の骨を固定する。

5.フライパンにサラダ油少々を入れ中火にかけ、4を時々転がしながら6~7分焼く。湯150mlを入れて蓋をし、弱火で20分蒸し焼きにする。途中、湯が無くなりそうになったら足す。蒸し焼きにしたら取り出してバットに入れ、15分休ませる。

6.アルミホイルを外し、中央で切って皿に盛り、好みで黒胡椒をふりかける。あればブロッコリー、ミニトマトを添えてできあがり。

手順2では、キッチンハサミを使って手羽元の肉を骨からはがす。細いほうの端からはがしていき、はがした肉にはハサミで縦に何カ所か切る

油を塗ったアルミホイルにベーコン、手順1の挽肉を重ね、手前に茹で玉子を

片栗粉をまぶした手羽元で茹で玉子を包むように置く

手前から巻き、両端を手で押さえて形を整える

最後にアルミホイルで巻く。巻いたら両端をキュッと絞り、手羽元の骨を固定

「憧れのマンガ肉、お父さんはビール片手に大喜び、お子さんはルフィ気分で大盛り上がり間違いなしです。ポイントとしては、湯を入れて蒸し焼きにする時。アルミホイルの綴じ目を上にしてくださいね」(筋肉料理人さん)。

著者プロフィール

筋肉料理人
1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。 子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。 超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。