【ハウツー】

国際線で空港ラウンジを無料で使いたい! 自分に合ったカードが分かる活用術

 

海外旅行に向けて2時間前に空港到着。さて、出発まで何をしよう……飛行機旅行で悩ましい問題だろう。そんな人のために空港内にはラウンジがあるのだが、実はエコノミークラス利用者でも航空会社から付与される資格(ステータス)を持っていない人でも、ラウンジを使うことは可能だ。そこで今回、国際線でラウンジを使うために知っておきたいことをまとめてみた。

ラウンジがあれば空港で手持ち無沙汰……という問題が解決できる

ラウンジは主に2種類

まず、ラウンジには大きく分けて2種類ある。ひとつはJALやANAなど航空会社が運営するラウンジ、もうひとつはラウンジ会社が運営するラウンジ(いわゆるカードラウンジ)である。ともに、世界中の大きな空港に設置されている。両者はサービス内容のほか、設置されている場所にも違いがある。その違いはざっくりいうと以下のようなものだ。

航空会社が運営するラウンジ
・ソフトドリンクのほか、ビールやワインなどのアルコールも無料
・ミールが無料(ビュッフェ形式のホットミールなど、場所によってはコースでの提供もある)
・無線LANが無料
・新聞や雑誌の設置
・シャワールームが無料
・エステやマッサージ、靴磨きなどのサービス(無料・有料)
・パスポートコントロールの中にある

ラウンジ会社が運営するラウンジ
・ソフトドリンクが無料(場所によってはアルコールを有料で提供)
・無線LAN(基本的に無料)
・新聞や雑誌の設置
・シャワールームが有料(設置されていないところも多い)
・パスポートコントロールの外にある

つまり、+αのサービスを求めるなら航空会社が運営するラウンジを、空間と簡易的なサービスを求めるならラウンジ会社が運営するラウンジを、ということになるだろう。

航空会社が運営するラウンジはハードルが高い

ラウンジの利用方法はそれぞれ異なる。まず、航空会社が運営するラウンジの利用方法から説明すると、利用するためには各航空会社が設定している搭乗回数やポイントに達することで付与されるステータスを得る必要がある。その例として、JALとANAが設定しているステータスが以下である。

JAL: JMBサファイア会員以上
1月1日~12月31日の1年間で、50回以上(うち、JALグループ便25回以上)搭乗または5万フライオンポイント以上(うち、JALグループ便で2万5,000フライオンポイント以上)を獲得した人

ANA: プレミアムメンバープラチナサービス以上
1月1日~12月31日の1年間で、5万プレミアポイント以上(うち、ANAグループ便で2万5,000プレミアムポイント以上)を獲得した人

JALやANAだけでなく多くの航空会社で、ステータス保有会員の同伴者はひとりまでラウンジが無料になるサービスを展開している。毎回一緒に海外に行く、というわけにはいかないだろうが、機会があればこのサービスを活用したい。

また、航空会社のエリートステータスが付与されるクレジットカードを保有するという方法もある。例えば、「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」(年会費: 税別2万6,000円)に入会すると、デルタ航空の「ゴールド・メダリオン」というステータスが付与され、デルタ航空利用時だけでなくスカイチームに加盟する航空会社を利用時に、航空会社が提供するラウンジが使えるようになる。年会費が高いとみるか安いとみるかは、その人の飛行機の利用頻度によるだろう。

落ち着いて仕事ができる環境として、ラウンジを利用するメリットは大きい

国内空港のラウンジ会社が運営するラウンジを使うには?

一方、ラウンジ会社が運営するラウンジは航空会社が運営するラウンジとは異なり、どの航空会社を利用しても使えるというメリットがある。国際線利用時に日本の空港においてラウンジ会社が運営するラウンジを利用するには、そのラウンジが利用できるクレジットカードを保有していればよい。

日本で発行されている多くのゴールドカード以上のクレジットカードには、このラウンジ利用サービスが付帯されている。ゴールドカードを持っている人は一度、カード会社のホームページでラウンジが使えるかどうか確認してみよう。

「ラウンジを使用するために高い年会費を払うのは……」という人には、年会費を抑えたゴールドカードとして以下のようなものがある。主に国内空港のラウンジが対象で同伴者はどれも有料となる。

「三井住友トラストVISAポイントクラブゴールドカード」
年会費: 税別2,500円
ラウンジ: 全国の主要空港

「シティリワードカード」「シティエリートカード」
年会費: 税別3,000円
ラウンジ: 全国の主要空港

「UCSゴールドカード」
年会費: 税別3,000円
ラウンジ: 全国の主要空港とホノルル国際空港

海外空港でラウンジ会社が運営するラウンジを使うには?

もちろん、海外の空港にもラウンジ会社が運営するラウンジはある。特長として、日本国内のラウンジ会社が運営するラウンジとは異なり、ホットミールやアルコール、シャワールームを無料提供しているところが多い。このラウンジを利用するには、世界のラウンジと提携している空港ラウンジ・プログラムの会員になる必要がある。

世界のラウンジがどこでも無料に

空港ラウンジ・プログラムには「プライオリティ・パス」や「ラウンジ・キー」、「エアポート・エンジェル」などがあるが、提携しているラウンジ数を見てみるとプライオリティ・パスが全世界400都市以上にある700カ所以上で世界最大となっている。なお、このラウンジの中にはラウンジ会社が運営しているもののほか、航空会社が運営するものも含んでいる。

クレジットカード保有でもれなくラウンジ・プログラムの会員に

このプライオリティ・パスには年会費が異なる3つのクラスがある。スタンダード会員は年会費99ドルで1回につき27ドル、スタンダード・プラス会員は年会費249ドルで10回まで無料(以降は1回につき27ドル)、プレステージ会員は年会費399ドルで回数制限なく無料となる。どの会員でも同伴者はひとり27ドルとなる。

プライオリティ・パスはクレジットカード(ゴールドカード以上)の優待特典になっているものも多い。例えば、「楽天プレミアムカード」(年会費: 税別1万円)があればプライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で登録でき、無料で世界のラウンジを利用できる。


以上、ラウンジを使うに当たって知っておきたいことを紹介した。ラウンジ活用術はクレジットカード術も相まって、あまり知られていない裏技もいろいろある。まずは、自分がどの程度のサービスをラウンジに求め、主に利用したいラウンジはどのような地域・国でどのくらいの頻度で利用するのか、ある程度イメージしてから自分にぴったりの方法を選んでいただきたい。

※写真はイメージで本文とは関係ありません

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