あずまきよひこ先生作「よつばと!」の人気キャラクター"ダンボー"は、非常にシンプルかつシンボリックな造形から、フィギュアだけでなく多くの日用品としてもキャラクターグッズが製品化されていますが、ついに無線LANルータ、無線LAN中継機まで登場しました!

「DANBOARD 無線LANルーター」の設置例。これが無線LANルータだと気づく人はいないでしょう

「DANBOARD 無線LANルーター」(型番:DB-WRT01)

「DANBOARD 無線LAN中継機」(型番:DB-WEX01)

「DANBOARD 無線LANルーター」はその名のとおり、ダンボーをモチーフにした無線LANルータ。スペックの詳細はニュース記事に詳しいのですが、通信規格はIEEE802.11n/g/bに対応しており、最大300Mbps(理論値)でWi-Fi通信を行えます。

本製品最大の特徴は海洋堂の「リボルテックダンボー」の胴体と合体できること。つまりダンボーフィギュアを部屋に飾るような感覚で、無線LANルータを設置できるわけです。無骨なネットワーク機器に辟易気味だった方には福音的な製品ではないでしょうか?

海洋堂「リボルテックダンボー」のジョイントと互換性があるので、リボルテックダンボーの頭をはずし、代わりに「DANBOARD 無線LANルーター」を装着できる。ということは、ほかのリボルテックフィギュアと合体させることも!?

プラネックスはUSBハブ「DANBOARD USB HUB」も製品化していますが、本製品も同様に目がLEDで光ります。このLEDは「DANBOARD USB HUB」では常時点灯していましたが、「DANBOARD 無線LANルーター」ではスイッチで、消灯、ステータス、常時点灯の3通りから選べます。

暗闇で怪しく光る「DANBOARD 無線LANルーター」の目。ステータス設定時は、ネットワーク通信が発生した際にLEDが点滅します

可動式の点灯スイッチが装備されたことで、より作中のダンボーに忠実な仕上がりとなりました(原作でもこの部分に、目を光らせるスイッチがあります)

「DANBOARD 無線LANルーター」の裏側です。左からWANポート、LANポート、マイクロUSB端子、WPSボタン

WANポートはモデムやルータとの接続に、LANポートはPCなどとの接続に使用します。WANポート、LANポートの転送速度は100/10Mbpsです。マイクロUSB端子は電源を供給するために使用します。USB充電器(給電器)、USBケーブルは別売りです。

外観だけでなく、設定画面もダンボー仕様になっているのが心憎いところ。つまりハードウェア、ソフトウェアともに"ダンボー"の世界観で統一されているわけです。

トップ画面

Wi-Fi設定画面

インターネット設定画面

ファームウェア更新画面

管理設定画面

スマホでのトップ画面

設定内容を反映する際などに、プログレスバーとともに「よつばと!」の主人公の"よつばちゃん"がでんぐり返しします。うーん、可愛い!

さて、もう一方の「DANBOARD 無線LAN中継機」は、無線LANルータから離れた場所に電波を中継するためのネットワーク機器。たとえば無線LANルータを設置しているリビングと自室が離れていて、自室では電波が弱い場合などに、その中間地点に設置することでワイヤレス通信を可能にしたり、また通信効率を上げられます。

ちなみに「DANBOARD 無線LAN中継機」は中継機としてだけでなく、コンバータとしても利用可能。有線LAN接続にしか対応していないテレビやレコーダーと接続することにより、それらの機器でワイヤレス通信が可能となります。

「DANBOARD 無線LAN中継機」の設置例。できるだけ小さなUSB充電器、ケーブルと組み合わせましょう。写真ではcheeroの「ダンボーUSBケーブル」を接続しています

「DANBOARD 無線LANルーター」、「DANBOARD 無線LAN中継機」ともに同梱物にUSB充電器(給電器)、USBケーブル、LANケーブルは含まれていないため、別途用意する必要があります。cheeroのダンボーUSBケーブルなどと組み合わせるとデザインがマッチしてよいかもしれません。

「DANBOARD 無線LANルーター」、「DANBOARD 無線LAN中継機」ともに、Amazonでの販売価格は3,980円。7月24日より主要ECサイトで販売が開始されます。