これがディズニーの夜! ラプンツェルも輝く新エレクトリカルパレードの全貌

東京ディズニーランド(千葉県浦安市)では7月10日から新しい夜が始まった。ディズニーの夜を彩るパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」がリニューアルされたのだ。新しいフロートの登場にこれまで以上に輝くLEDの光。誰もが夢の世界に遭遇する45分を余すことなく紹介しよう。

『アラジン』登場から4年ぶりのリニューアル

エレクトリカルパレードのリニューアルは『アラジン』が登場した2011年7月以来。そのリニューアルから新しいフロートにはLEDが使用されるようになった。そして今回、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』からラプンツェルやフリン・ライダーを乗せたフロートが登場する。

もちろん、それだけではない! ピーターパンの海賊船や光の騎士など7台のフロートもリニューアルされ、LEDの照明でこれまで以上に華やかな時間が始まる。

45分間のパレードでは、14ユニット・23フロート・38キャラクターが出演する。ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックはもちろん、ラプンツェル、リロ、スティッチ、ウッディー、バズ・ライトイヤーなど、それぞれのキャラクターたちがそれぞれの世界をたっぷり魅せてくれる。

エレクトリカルパレードはあたりが闇に包まれ始める19時35分より行われる。フロートの順番やショーの内容は変更になる場合があり、リニューアル初日はフロートの順番の変更のほか、『ピートとドラゴン』がお休みになってしまった。とはいえ、また「会いに行かなくっちゃ! 」と思わせてくれるきっかけができたような気がする。そこで今回は、予定されているショーの順番で紹介していこう。

オープニング～『ピートとドラゴン』

オープニングを飾るのはリニューアルされた「ブルーフェアリー」と「光の騎士」。羽の輝きが増した「ブルーフェアリー」は、ティアラやワンド(杖)も新しくなっている。そして、雲間をはばたき飛び越えてくるような躍動感たっぷりの「光の騎士」の後には、ミッキーマウスにミニーマウス、グーフィーを乗せた「ミッキーのドリームライツ・トレイン」の登場だ。

それに続くのは、『不思議の国のアリス』からアリスとチシャネコ、『白雪姫』から白雪姫、そして、燃えるような輝きを放つドラゴンにまたがるピートだ(『ピートとドラゴン』より。初回の今回はお休みに)。

『ピーターパン』

『ピーターパン』の「ピーターパンの海賊船」は帆に注目! よく見てみると、荒れ狂う嵐の様子やピーターパンとフック船長の影が戦う様子などが浮かび上がってくるのだ。そんな船上に華やぎをもたらすのがティンカーベルの妖精の粉。船全体がゴールド一色に変化し、光り輝きながら飛び立っていく。

『ファインディング・ニモ』～『塔の上のラプンツェル』

『ファインディング・ニモ』『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『アラジン』が登場すると、いよいよ新登場の『塔の上のラプンツェル』だ。映画の中にも登場したランタンが空を舞い、豊かなラプンツェルの髪は黄金に輝く。フロートには全面に大きな花がデザインされており、幻想的な光の世界が目の前に広がる。

『シンデレラ』～クロージング

ラプンツェルの後には、「シンデレラ」「時計台」「舞踏会」の3つのフロートで魅せる『シンデレラ』、『ディズニー・フェアリーズ』が続き、4つのフロートからなる『スモールワールド』が登場。この「ショーボート」「エアシップ」「ザ・ムーン」「ザ・サン」の4つのフロートも今回、リニューアルされている。

「ショーボート」にはドナルドダックやデイジーダックたちが乗船し、"古き良き時代の船旅"をイメージした新コスチュームで新しい船旅へ。光り輝く蒸気が舞い上がり、なんだかドナルドダックのはしゃぎっぷりはいつも以上! チップとデールもパイロットのコスチュームをまとい、よりカラフルに輝く「エアシップ」で出発だ。

ピノキオたちを乗せた「ザ・ムーン」にはヒツジやヤギ、小鳥が加わり、一層メルヘンな世界に。一方、リロやスティッチを乗せた「ザ・サン」には大きなキリンも一緒に加わり、にぎやかさがアップした。そして、スポンサーフロートでクロージングとなる。

ディズニーの夜を飾る新しい鮮やか世界。朝からディズニーを命一杯楽しんでもうヘトヘト……でも、輝きを増したエレクトリカルパレードは最後までじっくり楽しんでいただきたい。

(C)Disney