【レポート】

ゴールデンウィークを盛り上げた「マチ★アソビvol.14」- 活況に湧く徳島の魅力

5月3日~5日に徳島県で開催されたアニメイベント「マチ★アソビvol.14」。今回も大盛況だった同イベントの舞台となった徳島市街地の様子を紹介していく。

「マチ★アソビ」恒例のJR徳島駅・一日駅長イベント

毎回の「マチ★アソビ」で恒例となっているのが、JR徳島駅での一日駅長イベントだ。今回は『Wake Up, Girls!』から吉岡茉祐と奥野香耶、『おへんろ。』から山下七海、江原裕理、高野麻里佳が一日駅長を担当した。テープカットには徳島アニメ大使である声優の中村繪里子も参加しイベントを盛り上げた。徳島駅では『Wake Up, Girls ! 』、『おへんろ。』『Fate/stay night[UBW]』デザインの「マチアソビvol.14」記念入場券を販売。徳島駅前は記念入場券を求める長蛇の列ができていた。

「マチ★アソビ」では「ポッポ街商店街」「東新町商店街」といった商店街エリアも会場の一部となり、期間中は商店街内のテナントがイベント会場に早変わりしてさまざまなジャンルの展示が行われた。展示は原画など紙物に限らず、カプコンは商店街の一角のテナント内に試遊エリアを設置。『戦国BASARA4皇』『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』の最新タイトルがプレイアブル展示され、徳島初出しのゲーム要素もあったというから驚きだ。街中に突然『Wake Up, Girls!』のイラストが現れ、実はラーメン屋の上のスペースで山本寛監督が講師を務めるトークショーが開催されていたりするからすごい。直接アニメやゲームに関わる展示をしている店舗以外でも、街中の普通の店舗がコスプレ割引を掲げたり、街全体が「マチ★アソビ」に協力しているムードが感じられる。

メインエリアとなる新町川周辺では「新町川東公園」「両国橋西公園」でさまざまなステージイベントが開催されている。ちょっと毛色の違うイベントとしては、アニメ『シンデレラガールズ』が「Star!! キラキラVer. 企画中、です」と題したイベントなども。出演声優と会場のプロデューサーたちが意見を出しあいながら、主題歌の「コール」を作るという企画で、イベントの最後には実際にそのコールを入れながらのライブを行うという実験的な内容だった。会場で配布されたコールペーパーは、アニプレックスの宣伝プロデューサー・高橋ゆま氏の手作りというあたりがいかにも「マチ★アソビ」らしい。高橋プロデューサーが書き込んだコールペーパーも。

「新町川東公園」と「両国橋西公園」のふたつの会場をつなぐのが、新町川沿いのボードウォーク。ボードウォークには無数のパラソルがあるが、各パラソルが各メーカーや参加団体のブースとなっている。各パラソルで物販やサイン会などが行われる一方、変わったところでは、ブシロードブースが「田中ブンケイP ガンスリンガー」を実施。ブシロードの名物社員である田中ブンケイ氏とカードゲームで対戦しようという企画だが、川沿いの強風のためダンボールの中で対戦、参加者はカードが風に飛ばされても恨まない制約の上で対戦という、ちょっと微妙だが楽しそうな感じがこれもいかにも「マチ★アソビ」。

名物の眉山ロープウェーのアナウンスは、今年は上りが『Fate/stay night[UBW]』のギルガメッシュ、下りが『シンデレラガールズ』の渋谷凛バージョンに。ギルガメッシュはロープウェーを宝具に例えたりと上から目線ながらサービス満点。渋谷凛は阿波尾鶏をフライドチキン好きの未央に買って行ってあげようかな、などと初々しく語っていた。

市内を流れる川にかかる橋の裏側をキャンパスに見立てた「橋の下美術館」も大盛況。山上に特設ステージが設置される10月に比べるとやや存在感が薄い5月の眉山のロープウェーだが、搭乗者には『シンデレラガールズ』か『Fate/stay night[UBW]』のポスターがプレゼントされるうれしい特典も。街中をコスプレイヤーや着ぐるみが普通に闊歩している感じは市街地密着型のイベントならではの醍醐味だった。ラストの閉会式には出演者やコスプレイヤー、「マチ★アソビ」2日目に結婚式をあげた声優の市来光弘・井ノ上奈々夫妻らがステージに大集合、盛り上がりの内に今回の「マチ★アソビ」は幕となった。

次回の「マチ★アソビ・クライマックスラン」は10月10日・11日・12日。近藤社長によれば「マチ★アソビ」の15回とufotableの15周年を記念して、美術館での大規模な展示なども予定しているという。

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