――デイジーさんは『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンだったとおっしゃっていましたが、出会いを教えてください。

デイジー:私は新三部作(エピソード1~3)の方から見たんです。そのあとに旧三部作(エピソード4~6)に戻って、いろいろわかるようになって。そして、この役をもらってから、何回も何回もまた繰り返し見ました!

――好きなキャラクターはいますか?

デイジー:ルーク・スカイウォーカー。ルークは混沌(こんとん)としたこの世界で希望を表しているので。あと、ヨーダが好き! おもしろくなんだかかわいいんだもの(笑)。

――本当に幅広い世代に愛されている『スター・ウォーズ』シリーズですが、ケネディさんはこんなに長く愛される理由はどこにあると思いますか?

ケネディ氏:神話のようなこのストーリーが人を惹きつけているのではないでしょうか。ジョージ・ルーカスがこのシリーズを生んだインスピレーションが、ほかの作品とは違うのだと思います。

――最新作について「新旧キャストがみんな登場する。それがすばらしい」とケネディさんはおっしゃっていましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

ケネディ氏:すばらしい協調性がありました。最初にキャストを集めて本読みをするのですが、キャリー・フィッシャーやマーク・ハミル、ハリソン・フォードたちが会うのも久々だったので、家族が再会したという感じでした。新しいキャストにとっては、このシリーズを知り尽くしている昔からのキャストは大先輩で、先生のような尊敬できる人…そんな感じでしたね。新キャストたちの年齢が、先輩キャストの当時の年齢に近いんです。

――新旧キャスト集結というのはファンにはたまらないですが、過去の6作を見ていない人でも最新作を楽しめますか?

ケネディ氏:はい。見てる見てない関係なく、即座にその中に飛び込めます。『スター・ウォーズ』の過去の作品を振り返っても、どのエピソードもたちまち始まった途端に観客を惹き込むものを持っています。それは共通していて、どのエピソードも楽しめるようになっています。そして、必ずしもあらゆる事柄に答えているわけではない。観客に頭の中で想像する部分をたくさん残しているので、見た人はいろんな自分の世界を作ることができる。それも素晴らしいところだと思っています。

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