――3月25日には4thシングル「君がいて僕がいた/愛がーる」を発売されました。「君がいて僕がいた」はポップな楽曲であり、とても感動的な歌詞ですね。

秋山:「君がいて僕がいた」は、一つ一つの出会い、思い出があるからこそ次に進もうという、未来に向けたメッセージ性の強い曲になっているんです。私たちも一人一人違ったエピソードを抱えながら歌っています。聞いている方にも、一人一人のエピソードを感じながら心に響いていただけたらと思います。

――一人一人違ったエピソードとは具体的にどんなエピソードでしょうか?

秋山:私の場合は、大学に進学する予定だったのですが、入学式の前日に大学から連絡があって進学かこの道を選ぶのか、どちらかを選択しなくてはならない状況になった時、自分の中でこの道に進もうと気持ちが決まっていて、学校を辞めたんです。親やメンバーにも頑張ってって応援してもらっていますが、今もそういった決意と感謝の気持ちを込めて歌っています。

四宮:私は、小さなことのつながりでみんなが輪になっているんじゃないかなって。この前バスに乗っていた時に、私は恥ずかしがりやでなかなか言い出すのが苦手なタイプなんですけど、この曲を思いながら、おばあちゃんに「席どうぞ」って譲ることができたんです。おばあちゃんと「ありがとう」「今からどこに行くの?」とか会話もして、小さな出会いからつながっていくというのを感じました。

橋本:曲のタイトルは「君がいて僕がいた」ですが、私にとっては、"Rev.がいて私がいた"なんです。話題に取り上げていただいて、メンバーとの不仲説…格差が生まれるんじゃないかって言われたりしましたが、メンバーは本当に優しすぎるくらいそんなことはないんです。本当に。恨むなんてもちろんないですし、逆に私よりも喜んでくれるくらい。そういう仲間がいて、ここまで来られたんだなって思いますね。

秋山:このように一人一人エピソードがあるんですが、みんなに共通しているのは、応援してくださるファンの方がいるから私たちがいるってことなんです。"君がいて僕がいた"には、いろいろな意味が込められています。

橋本:そうですね、ファンの人もそうだし、いつも仕事で遅い時間になってしまった時も親が迎えに来てくれたりとか、みんなが助けてくれているというのを実感する曲かなって。

――今日も着てくださっていますが、「君がいて僕がいた」のピンクのセーラー服がとてもかわいいですね。

四宮:わぁ! うれしいです!

秋山:ありがとうございます!

橋本:着ていてルンルンです! 今までの3曲のミュージックビデオも、"Rev.学園"というように学校をテーマにしていたんですが、衣装はステージ衣装だったんです。今回初めて、本当に学校をイメージしたセーラー服になって、私セーラー服大好きなのでうれしいです。私たち(橋本と四宮)現役高校生なので!

四宮:そうそうそう!

秋山:ちょっとー! コ○○レとか言うんですよ!

四宮:あっコスプレ!? 言っちゃった言っちゃった(笑) でも似合ってるって!

秋山:フォローが変!

四宮:あっそうそう! 今、上を着ているからわからないと思うんですけど、上を脱いだら白のノースリーブなんですよ!

橋本:夏でも冬でもいけますよって!

――なるほど! ちゃんと考えられているんですね! さて、シングルの話から変わりますが、昨年12月より沖縄に本拠地を置く『Kawaiian TV』でMCを務めたり、沖縄国際映画祭に参加したり、沖縄での活動が増えていますね。

秋山:そうなんです、『Kawaiian TV』の本社に何回か行かせてもらいましたし、沖縄国際映画祭も今年で2回目の参加になりました。沖縄に来てみなさんと触れ合うことができてうれしいなって思っています。

四宮:沖縄のみなさんって、すごくライブも楽しんでくれますし、おいしい食べ物や観光地、景色もすごく好きになって、これからももっともっと沖縄に行って、沖縄の魅力を知りたいなって思います。

橋本:Rev.のメンバーで遠征に行くといつも盛り上がるんですけど、沖縄はひと味違うというか、メンバーみんなのおみやげの量も増えるんですよね(笑)。今年の沖縄国際映画祭の時は、初めて「美ら海水族館」に行ったんです。本当にきれいでした。いろんな魚おったよね!

四宮:うんうん! おもしろすぎた!

秋山:広くて!

橋本:みんなたくさん写真撮ってたんですけど、ジンベエザメの写真もいろいろ撮ったんです。たぶん私が一番うまく撮れたと思います。

四宮:いやいや! 私もけっこういいアングルで撮れたって。

橋本:いや、でも私の方がジンベエザメはうまいって!

四宮:あとで見比べよう! でも本当にいろんな魚がいて、メンバーに似ている魚を見つけて盛り上がってました。美穂ちゃんはマンボーです。口がたまにポーッてなるんです(口を丸くしながら)。

秋山:でもやっぱり本家は違いましたね。もっと口が丸かったです(笑)。

四宮:私はおでこがでっぱっていた魚がいて、自分に似てるなって思いました。

秋山:環奈はイソギンチャクかな?

橋本:顔ないじゃん!

四宮:なんかあの自由に動き回っている感じとか似ているかも!