今回もハードウェアの進化はない - 富士通「ESPRIMO FH52/T」

富士通の「ESPRIMO FH52/T」は、21.5型のフルHD液晶ディスプレイを搭載したのオールインワンPCだ。ハードウェア構成は、2014年秋冬の前モデル「ESPRIMO FH52/T」とまったく同じ。プリインストールソフトの一部がアップデートしているのみだ。円安の影響からか、店頭予想価格が160,000円前後と、前モデルよりも10,000円ほど上がっているが残念。2代前のモデル「FH52/R」でも同じパーツ構成だったことを考えると、そろそろパーツや機能を刷新したモデルが欲しいところである。

CPUはIntel Celeron 1005M(1.90GHz) でメモリは4GB、ストレージは1TB HDDと、エントリークラスのオールインワンPCとしては標準的な構成だ。よりパワフルな構成に仕上げたいときは直販モデル「WF1/S」を選ぶことになるのだが、2015年春向けのカスタマイズメニューは用意されておらず、2014年秋冬の構成と変わらない。またCPUのカスタマイズメニューとしてCore i7やCore i3も用意されているのだが、Ivy Bridge世代Core i7-3632QM(2.20GHz)とCore i3-3120M(2.50GHz)だ。

製品名 ESPRIMO FH52/T
量販店価格 160,000円前後
OS Windows 8.1 Update 64bit
CPU Intel Celeron 1005M(1.90GHz)
メモリ DDR3 4GB
グラフィックス Intel HD Graphics(CPU内蔵)
ストレージ 1TB HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 21.5型、1,920×1,080ドット
タッチパネル -
有線LAN -
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.0+HS
センサー -
Webカメラ 92万画素
主なインタフェース USB3.0×3、USB2.0×3、有線LAN、SD/SDHC/SDXCカードリーダ、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間 -
本体サイズ W518×D175×H410mm
重量 約7.1kg