デルの「ALIENWARE Alpha」は、非常に意欲的でユニークなマシンだ。中身はれっきとしたWindows PCだが、ゲームコントローラーに最適化した独自UIとSteamとの連携により、リビングでの使用を意識したゲームコンソールに仕上がっている。

デル「「ALIENWARE Alpha

コンパクトなボディに高い性能を凝縮

ALIENWARE Alphaは、ゲーミングPCと家庭用の据え置きゲーム機を融合させた新しいゲームコンソール。CPUの種類やメモリ、HDDの容量の違いによって「スタンダード」(69,800円)、「プレミアム」(86,800円)、「プラチナ」(104,800円)の3モデルをラインナップしている(価格は税込・送料込み)。今回はこのうち最上位となる「ALIENWARE Alpha プラチナ」を試用した。

ALIENWARE Alpha プラチナの基本スペックは、CPUがIntel Core i7-4765T (4コア/8スレッド、最大3.0GHz、TDP35W)、メモリが8GB、HDDが2TB。ゲームマシンの心臓部といえるGPUは、高い性能と低消費電力を両立するMaxwellコアのGeForce GTX 860Mを独自にカスタマイズしたものだ(メモリはGDDR5 2GB)。

本体サイズはW203.2×D203.2×H76.2mmと、高い性能を備えながら非常にコンパクト。詳しくは後述するが、静音性もメンテナンス性も非常に高い。本機はリビングでの利用を想定しているが、高性能&小型のデスクトップマシンとしても非常に魅力的だ。インテルのNUCに代表される、最近人気の超小型PCの対抗馬といってもいいのではないだろうか。

■[製品名] ALIENWARE Alpha プラチナ 主な仕様 [CPU] Intel Core i7-4765T (2GHz) [メモリ] DDR3 1600 8GB (4GB×2) [グラフィックス] 独自カスタマイズ版 NVIDIA GeForce GTX 860M 2GB GDDR5 [ストレージ] 2TB HDD [光学ドライブ] なし [サイズ/重量] W203.2×D203.2×H76.2mm/3.6kg [OS] Windows 8.1 64bit [直販価格] 104,800円(税別・送料込み

インタフェース類を見ていこう。ワイヤレス通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acおよびBluetooth 4.0に対応。本体の前面にはUSB 2.0×2基、背面にはUSB 3.0×3基、Gigabit Ethernet、HDMI入力、HDMI出力、S/PDIF出力(角形)がある。底面のカバーの中にもUSB 2.0が1基あるのがユニークなところだ。この底面のUSBポートは無線マウスや無線キーボードのレシーバーを取り付けるのに便利だろう。

高性能ながらコンパクトなボディを実現。前面にはUSB 2.0×2とエイリアン型の電源ボタンを用意

背面にはUSB 3.0×2をはじめ、HDMI入力とHDMI出力、Gigabit Ethernet、S/PDIF出力(角形)を備える

底面カバーの中にもUSB 2.0が1基ある

天面はシンプルなデザイン