ラインナップが倍増しているWindowsタブレット

2014年秋冬モデルのWindowsタブレットは、全部で20機種ほどリリースされている。夏モデルでは10機種程度だったのに対し、ラインナップが倍増する形となった。内訳としては、8型モデルと10型以上のモデルが半々くらいの割り合いだ。ただ、10型以上のモデルでスペックを見ると、8型モデルの液晶ディスプレイを大きくした程度で、それほど大きな違いは見受けられない。そこで今回は、特に注目したい8型クラスのタブレットのみ取り上げている。

メモリとストレージ容量、インタフェースに注目

8型クラスのタブレットはすべて、CPUにAtom Z3700シリーズ、OSにWindows 8.1 with Bing 32bitを搭載している。CPUの違いについては、以下の表でご確認いただきたい。さらにモデルによってメモリやストレージの容量、液晶ディスプレイの解像度、インタフェースが異なる。CPUの性能については大きな違いはないため、それ以外の違いで選ぶことになるだろう。

■8型タブレットで使われているCPUのスペック
Intel Atom Z3745 Z3735E Z3735F Z3735G
動作周波数 1.33GHz 1.33GHz 1.33GHz 1.33GHz
最大動作周波数 1.86GHz 1.83GHz 1.83GHz 1.83GHz
最大メモリ容量 4GB 1GB 2GB 1GB
GPU動作周波数 311MHz 311MHz 311MHz 311MHz
GPU最大動作周波数 778GHz 646MHz 646MHz 646MHz
対応ソケット UTFCBGA1380 UTFCBGA1380 UTFCBGA592 UTFCBGA592

特に注目したいのは、メモリとストレージの容量、インタフェースの種類だ。この2点が異なると、タブレットの運用方法が変わってくる。利用シーンを考えた上で、最適なモデルを選びたい。