Google発の「Chromebook」が、とうとう日本に上陸した。WindowsでもMac OSでもない、Google独自のオペレーティングシステム「Chrome OS」を搭載するノートPC、それがChromebookだ。本稿では、その特長を改めておさらいしていきたい。

日本市場への投入が発表されたGoogleの記者説明会で展示されたChromebook

Chromebook日本上陸!

14日に突然発表された、Chromebookの日本発売。日本の企業・教育機関向けに提供され、7月以降順次販売を開始するという。米国や欧州を中心に販売し注目を集めているChromebookだが、日本国内に向けた販売はこれが初となる。なお、コンシューマへの提供は「検討中」とのこと。今後の展開に期待したい。

現時点で日本市場向けChromebookの販売に名乗りをあげているメーカーは5社。すでに日本エイサーが16日に「Chromebook C720」を、デルが17日に「Dell Chromebook 11」を発表している。いずれも企業・教育機関をターゲットとするが、第3四半期中の発売となる「Dell Chromebook 11」は発表会で、個人でもデルの法人向け販売サイトから購入できることが明かされている。

このほか、ASUSが8月に、日本ヒューレットパッカードが9月に、東芝が近日中に発表予定という。日本国内での販売価格は非公開、もしくは未定状態だが、米国での価格帯200~300ドル(約20,200円~約30,300円)が参考になるだろう。