もしかしてマザコン……?

男性は誰しも多少はマザコンと言われていて、基本的には母親が大好きな男性って多いですよね。ですが、マザコン度合いが重度であれば、結婚したら夫は常に姑の味方をするため、苦労するのは目に見えています。できれば結婚が決まる前に見抜いておきたいもの。そんな女性に向けて今回は、隠れマザコンを見分ける方法をお伝えします。

■成人しても母親に洋服や下着を選んでもらっていることに対して恥がない

最も手っ取り早く彼が重度のマザコンか否かを確かめられる方法がこれ。「その洋服(もしくは下着)、いいね(もしくはオシャレだね)。どこで買ったの?」と聞いてみましょう。

重度のマザコンの場合は、成人しても母親に洋服や下着を選んでもらい買ってもらっていることに引け目を感じず、「これが僕の日常ですが、何か?」というスタンスですから、素直に「お母さんに買ってもらった」と教えてくれます。

ちなみに以前、母親に毎朝、靴を磨いてもらっていることを自慢気に笑顔で語っている男性がいましたが、これもややマザコンの兆候アリと言えるでしょう。

■母親と電話で話すと甘~い声に変わる

電話中は通話相手との会話に集中しがちですから、よほど意識していないと素が出てしまうものです。彼が母親に対して、アナタにも聞かせたことのないような甘~い声で話をしていたら、隠れマザコンの可能性大。

筆者は実際に、こんなふうに激変した知人男性を間近で見たことがあり、かなり引きました。「この"素"を知らずして結婚する女性は苦労するだろうなぁ……」と感じたものです。交際期間が長期にわたるか、1日単位など長時間を共に過ごすと、油断して出てきやすい特徴です。それ以前に、デート中何度も母親から連絡が来ても嫌がる素振りを見せない、という時点でもマザコン確定です。

■決断力が極端に欠如している

マザコンになってしまう男性の多くは幼少期、母親の意見に逆らえずに育ってきています。逆らうことで母親からの愛情をもらえなくなるかもしれないという、"見捨てられ不安"を抱えているため、自分の意見を主張することができないまま、大人になってしまうのです。

何かを自分で決断する経験をしてこなかったため、極端に決断力が欠如してしまうのは当然の結果とも言えます。交際当初は「◯◯ちゃんの好きなところに行こう」「僕は何でもいいよ」という言葉に優しさを感じていたとしても、それは単なるマザコン特有の性格かもしれません。

マザコンではなく、"嫁コン"になってくれる男性を見つけたいものですね!

※写真と本文は関係ありません

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1800人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。無料恋愛相談も実施中(休止中の時期もあるため事前に必ずブログを参照のこと)。