琥珀色の光にライトアップされたツリー

街中が光に包まれ、あちこちでクリスマスソングが流れ出すこの季節。美しいイルミネーションはデートをさらに盛り上げてくれるが、都内に数あるイルミネーションスポットの中でお勧めの一つが六本木ヒルズ(東京・六本木)だ。

毎週末開催の「ウイスキー & イルミネーション」

六本木ヒルズでは12月25日まで、「高さ約10mのクリスマスツリーと愉しむウイスキー」をテーマに、サントリー酒類主催の「ウイスキーヒルズ 2013」が開催されている。期間中は、高級ホテルでウイスキーに合う料理を満喫できる「ウイスキーヒルズプロモーション in グランド ハイアット 東京」やバカラグラスでウイスキーを味わえる「"サントリーウイスキー×バカラ"@B bar Roppongi」など、複数のイベントが行われている。

その中でも見所の一つは、きらめくクリスマスツリーを眺めながらウイスキーを楽しめるイベント「ウイスキー & イルミネーション」。六本木ヒルズ内66プラザにて12月22日までの毎週金、土、日曜と12月23~25日に開催されている。

今年で3回目となる「ウイスキーヒルズ」

時間とともに変化するツリーの光

「ウイスキー & イルミネーション」の開催エリア内には、高さが約10mあるクリスマスツリーが設置されており、17時になるときれいにライトアップされる。

イルミネーションの光は、時間の経過とともに色が変化。グラスの氷をイメージさせる白色が、ウイスキーをイメージさせる琥珀(こはく)色へと徐々に染まっていくグラデーションの変化は、行きかう人の足を止め、しばし幻想的な世界へといざなう。

光が変化していく様子は、見る人の心をとらえる

1杯200円で本格的なウイスキーを味わう

お手ごろ価格で、本格的なウイスキーを楽しめる点も同イベントの特長だ。66プラザのエリア内に特設バーが設置されており、そこでは「山崎」「白州」「響」「プレミアム角瓶」「メーカーズマーク」などが1杯200円から飲むことができる。山崎18年や白州18年などの長期熟成のウイスキーや飲み比べセットなどもそろえている。

特設バーにはウイスキーがずらりと並ぶ

飲み方もロックや水割り、ハイボールのほかにホットも用意している。そのため、同じ銘柄でも飲み方を変えて味わったり、違う銘柄を飲み比べたりできる面白さがある。また、ふだんあまり飲む機会がないホットもお勧め。体を温める一方で、いつもとは違ったウイスキーの味わいを感じることができる。お客さんからも「ホットだと『山崎』は一層うまいな」という声が聞かれた。

特設バーでのウイスキーは通常、12時から22時まで飲むことが可能。毎週金曜日および12月24、25日のみ15~22時の営業となっている。また、特設バーにて「白州蒸溜所40周年」のキーワードを言えば、「蒸溜所限定チョコレート」が2枚プレゼントされるのでお忘れなく。

イルミネーションを目の前にしながら「山崎」をロックでいだたく

無数の光とウイスキーを楽しめる時間

特設バーでは、ゆっくりとお酒とクリスマスツリーを堪能してもらえるようにウイスキーの樽(たる)をテーブルとして設置。防寒対策としてヒーターやブランケットを用意しているため、寒さを気にすることなく、イルミネーションを鑑賞しながら恋人や友人とのぜいたくな時間を過ごすことができる。仕事帰りの男性会社員2人は、用事で六本木ヒルズに立ち寄ったところ、このイルミネーションに目がとまったという。「外だと開放感があって、気持ちよくお酒を飲めますね」と話してくれた。

落ち着いた大人のムードの中で、ゆっくりとウイスキーを味わえる

3万円以上の商品購入で山崎か白州がもらえる

「ウイスキーヒルズ 2013」の期間中は、山崎もしくは白州のハーフボトルがもらえるキャンペーンも実施。六本木ヒルズ内の参加店で3万円(税込み)以上の買い物をすると、各店先着200人にプレゼントされる。

ツリー越しに東京タワーを眺めることもできる

イルミネーションが映えるこの季節。ウイスキーを片手に、特別な人と大人の夜を楽しんでみてはいかがだろうか。