千葉県・幕張メッセで10月5日まで開催されているCEATEC JAPAN 2013。パナソニックブースでは、ブース全体で4Kをアピールしている。なかでも関心を集めていたのが、開発中の4K対応有機ELパネルのコーナー。10月1日は招待日だっていたのだが、それでも入場までに20分ほどの待ち時間となっていた。

全体が4Kに関する展示となっているパナソニックブース

参考出展の大画面有機ELパネルは、入場までにかなりの待ち時間が必要となる

展示されている有機ELパネルは、55V型のサイズで、表示画素数は3,840×2,160ドット。高輝度・高コントラストで、色の再現性が高く、動画の応答性も高いという特徴を持っている。薄型の自発光デバイスであり、軽量で消費電力も少ない。筆者の写真では分かりづらいかもしれないが、画質に関しては下の写真を参照してほしい。

色再現性が高く、コントラストも高い有機ELパネル

有機ELパネル以外には9月に発表された「スマートビエラ TH-L65WT600」を大々的に展示して、ブラウザやゲームなどの4K用アプリケーションの利用例、画質の違いなどを説明する取り組みが行われている。

臨場感の高い4Kでのゲームや、精細なブラウザ画面など、4K対応テレビ「スマートビエラ TH-L65WT600」を利用したアプリケーションを紹介するコーナー

左は4Kの高画質技術を紹介するコーナー。右は4K・60pと4K・30pの画質比較コーナー