ワコムは20日、初のOS(Windows 8/Android)搭載液晶ペンタブレット「Cintiq Companion」の発表し、同日に、関係者向けのタッチ&トライイベントを開催した。いちはやく同機種の使い心地を試したクリエイターたちから、実際に操作してみた感触などを聞いてきた。

このイベントでは、発表されたばかりのAndroid4.2搭載モデル「Cintiq Companion Hybrid」が6台、iPad/iPad mini向けの2048レベル筆圧対応スタイラスペン「Intuos Creative Stylus」が2台設置され、来場したクリエイターたちが思い思いにその操作感を確かめていた。Windows 8搭載のモデルの「Cintiq Companion」に関しては今回は展示なしとなっていた。

ワコム東京本社にて、関係者向けのタッチ&トライイベントが行われた。同日20:00からは、おなじ機体を用いて、一般向けの体験会も開催された

タッチ操作とペン入力をきちんと区別

映画『ベルセルク 黄金時代篇』(世界観設定など)をはじめ、写実的な作品に定評のあるイラストレーター・有田満弘氏は、同機種を使ってみて、「ペン」と「指でのタッチ操作」の使い分けがきちんと行えることが好印象だったとコメント。タッチ搭載機で誤動作が起こると、たとえ、その回数が少なくても作業のリズムが崩れてしまうため、正確な動作は大切な要素のひとつだという。

液晶ペンタブレットとしての使い心地は確か

イラストレーターのまつばらあつし氏は、「Cintiq Companion」を「使っていてとても面白い」製品だと評価。普段の創作活動にはIntuosを用いているそうだが、見ている場所(モニタ)と描く場所(ペンタブレット)が異なるため、「液晶のほうが描きやすい」とのことだ。また、教材やパンフレットの挿絵などを手がけるイラストレーター・福田紀子氏も、普段の利用機材がIntuosであるため、まず液晶ペンタブレットの操作感のスムーズさに感心し、筆を進めていた。AndroidなどOSを搭載するという変化はあるが、「Cintiq Companion」も、同社の液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」の便利さ、使い心地をしっかりと継承している。

有田満弘氏は、黙々と何枚ものイラストを描き込んでいた

まつばらあつし氏がラフに描き上げたロボット

福田紀子氏はタブレット端末の操作自体は初めてと言いつつ、イラストとなると本領を発揮。さまざまな塗り方を試していた