「星座表」

Windows 8を搭載するPCはいろいろあるが、タブレットに注目してみたい。持ち運びも容易で、従来のPCとは異なる活用方法がある。本稿では、そんなタブレットにも最適なWindows 8アプリを紹介してみよう。今回は「星座表」である。

星座表のインストール

Windowsストアで教育カテゴリを選ぶとすぐに見つかるだろう。この例では、左上にあった。うまくみつけられなかった場合は、星座表の解説ページからダウンロードしてほしい。

カテゴリ 教育
年齢区分 12歳以上
プロセッサ x86、x64、ARM
システム要件 ARモードが動作するには、コンパス、ジャイロスコープ、加速度計。DirectX 11以上を推奨
価格 120円
開発元 Escape Velocity Limited

図1 Windowsストア、教育カテゴリ

図2 星座表の解説ページ

購入の前に、Microsoftアカウントが必要となる。もし、作成していない場合は、こちらで作成しておいてほしい。購入画面は。図3のようになる。

図3 購入画面

クレジットカード決済とPayPalの2つの方法で購入可能である。必要事項を入力していくと、インストールが開始される。図4でインストール完了である。

図4 インストール完了

スタート画面に星座表のタイルが登録される(図5)。

図5 スタート画面

最初に星座表を起動すると、位置情報を使用してもよいかとの確認が行われる(図6)。

図6 位置情報を使用する確認

星座表を使ってみる

さて、では星座表を使ってみよう。まずはスカイビューモードである(図7)。

図7 スカイビューモード

スワイプで表示される領域を移動する。ピンチアウト・インで拡大・縮小ができる。表示される星座は、17世紀の天文学者ヨハネス・ヘヴェリウスによるものだ。さらに表示された恒星や星座をタップするとその解説が表示される(図8)。

図8 解説表示

天体の距離や光度などの情報を表示する。表示される天体は、12万種類以上である。また、夜モードにすれば、画面全体を暗くし、天体などは赤く表示される(図9)。実際に野外で星座表として使う際に配慮したものだ。

図9 夜モード

さらに、星座表にはユニークな機能もある。地球上ではすべての空をみることはできない。その理由は、地平線より下の天空は物理的に見えないからである。星座表では、地平線の下の空も表示可能である(図10)。

図10 地平線の下を表示

暗く表示された部分が地平線の下となる。したがって、地平線に太陽が沈んだ状態なども表示させることができる。図10では可視部分は、赤く夕焼けに染まったようすも表現している。