――それでは今後『saku saku』でやってみたいことはありますか?

トミタ「個人的にはドラマをまたやってみたいです。なので、またDVDが出てくれるといいなって(笑)。あと、昨年は日比谷の野音でイベントをやったりもしたのですが、今年もぜひやりたいですね。テレビを観てくれている方と会う機会ってあまりないので、このDVDの発売をきっかけにたくさんの人たちと触れ合いたいです。直接会ってお話しできたらいいなって思っています」

――実際にファンの方と触れ合っていかがでしたか?

トミタ「すごく温かかったです。最初のイベントも緊張してガチガチだったんですけど、『がんばれ!』とか、たくさん歓声をいただいて……皆さんの前にいるとすごく安心するんですよ。さらに緊張するのではなく、さらに頑張ろうって気になります」

――『saku saku』以外で、何か今年やってみたいことはありますか?

トミタ「今回のドラマもそうですが、いろいろなことに挑戦していきたいんですよ。番組ではいろいろな歌を歌わせていただくことがあって、私はもともと歌うことが大好きなんですけど、『saku saku』で歌うことで、さらに楽しいなって思えたので、歌のほうにも挑戦して、いけたらいいなって思っています」

――それが今年中にできたらいいなと

トミタ「できたら最高ですね(笑)。あと、私の地元は駅も少ないし、電車も少ないので、行動範囲が狭かったんですけど、東京は駅も電車もいっぱいあるので、行動範囲がすごく広がりました。だからいろいろなところを歩き回ってみるのも面白いなって思っています。散歩をたくさんしたいです」

――外に出るのは好きですか?

トミタ「外に出ることはけっこう多いですね。上京してから、周りに友だちがあまりいないので(笑)、ひとりで楽しめることを見つけようって思ったんですけど、携帯で検索したり、パソコンをいじったりするのがあまり得意じゃないので、まずは外に出ることから始めようって。なので、外を出歩くことが多いです」

――上京してから大きく変わったことはありますか?

トミタ「やはり家族と離れて暮らしているわけじゃないですか。今まで家族と離れるのは、修学旅行の2日間ぐらいだったのに、それが1カ月、2カ月となるにつれて、大変なことも含めて、自分で何かをする時期なんだなっていうことを実感しました。とにかくこの1年間は自立しなければいけない時期なんだなって思ったんですけど、こんなことは今まで考えたこともなかったので、これが一番変わったことかなって思っています」

――自立できていますか?

トミタ「どうでしょう? でも、実際にちゃんと生きていますから(笑)。家族と電話で話したり、仕送りといって高山のものを送ってきてくれたりもしますが、自分ひとりで買い物に行って、ご飯も食べて、何とかここまで生きているので、たぶん最低限の自立はできていると思っています」

――それでは最後に読者の方へのメッセージをお願いします

トミタ「『saku saku』は、台本が一切なく、本当に何が起こるかわからない番組で、屋根の上の愉快なみんなと、賑やかに、何を話すというわけでもなく、ゆる~く話をしているんですけど、それが家族と話をしている感じで、私自身もすごく落ち着いて和みながらやっています。なので、番組を観る方も、ぜひ気楽な感じで楽しんでいただけたらうれしいです。今回のDVDでは、その気楽な感じがダイジェストとしてまとまっていたり、ロケで私の地元の飛騨高山を歩いたり、ドラマをやったりしています。いつもの番組とはちがった姿も観られますので、ぜひ、楽しんでいただけたらいいなと思います。よろしくお願いします」

――ありがとうございました

DVD「saku saku Ver.9.0 / オーバーオールが止まらない」は2013年3月6日の発売。2枚組で価格は4,914円となる。発売元:アミューズ/販売元:アミューズソフト。なお、3月8日にはタワーレコード渋谷店、3月10日にはビナウォーク(神奈川・海老名)にてDVD発売記念イベントが開催されるのでこちらもチェックしておきたい。詳細はこちらにて。

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