CESの併設イベントであるShowStoppersで、Kingstonが出展していたのが、なんと容量1TBを実現したというUSBメモリ。容量1TBの実現方法は、内部基板をスタックするかたちでの容量積み増しだそうで、そのため、一般的なUSBメモリのイメージより迫力のあるボディとなっている。

USBメモリ「HyperX Predator」シリーズの、なんと"1テラバイト"モデル

同社「HyperX Predator」シリーズの製品で、インタフェースはUSB 3.0。金属の塊のような本体の片側をスライドさせると、USB端子がニョキっと突き出してくる。厚みがかなりあるので、例えばUltrabookのような薄型ノートのUSB端子に、そのまま接続するのは難しいだろう。

なんといっても、デカイ。手持ちのA4ノートだとなんとか直挿しできたが、UltrabookとかだとPC側が浮く気がする

発売は今年の3月を予定しており、価格については決定していないとのこと。しかしながら、HyperX Predatorシリーズの現行製品で、容量が512GBのものが1,750ドルという設定なのだそうで、単純に2倍と考えても、3,000ドルを超える超高級品になってしまうだろう。

同社ポータブルストレージ「Wi-Drive」の新モデル、「Wi-Drive+」も出展されていた。現行のWi-Driveは、Wi-Fiを備えることで、PCだけでなくiPhoneやAndroidなど、複数の異なるデバイスからワイヤレスで同時アクセスでき、さらにバッテリ駆動も可能なポータブルストレージだ(参考記事はこちら)。

Wi-Fiとバッテリを内蔵したポータブルストレージ「Wi-Drive+」。従来のWi-Driveより厚みがあるが、本体にSD/microSDカードスロットと、USB/microUSBポートが追加されている

この+(プラス)で何が違うのかというと、本体にSD/microSDカードスロットと、USB/microUSBポートが追加されている。既存モデルで容量不足が不満であったり、撮影したデジカメ画像をSDカードのまま共有したりと、使い方の幅がひろがっている。バッテリ駆動時間は約5時間とのこと。発売日や価格は未定。

余談だが、先ほどの1TB USBメモリを繋いでおけば完璧ではないか、というブーススタッフからの提案。見た目も値段もまるでジョークじゃないかっ!