Wegde Touch Mouse

コンパクトなBluetooth対応タッチセンサーマウス
・参考価格 6,930円
・2012年9月7日発売

Bluetooth対応のコンパクトマウス「Wedge Touch Mouse」。表面にタッチセンサーが搭載されている

右手でWedge Touch Mouseを握ったところ。本体のほとんどが手の中に隠れてしまう

Wedge Touch Mouseは、タッチセンサーを装備したBluetooth対応マウス。本体サイズはW61×D54×H22mmとコンパクトで、重量も約65g(電池含む)と軽い。単3形アルカリ乾電池×1本で動作し、電池寿命は約4カ月だ。形状もユニークで、横から見ると丸みを帯びたクサビ形をしている。Bluetoothバージョンは3.0で、電波受信範囲は約10mだ。なお、ここで紹介している他のBluetooth対応製品と同じく、Bluetoothアダプタは付属していない。Bluetooth非対応の機器で利用する場合は、別途Bluetoothアダプタを用意する必要がある。

読み取り方式としては、青色LEDを利用するBlueTrackテクノロジを採用。レーザーよりも光が太いため、カーペットや目の粗い表面でも光が十分に反射し、正確なトラッキングが可能だ。場所を問わず利用でき、動きもなめらかで快適。解像度は1,000dpiで、読み取り速度は8,000fpsと高速なので、素早い動きにも問題なく追従する。

通常の2ボタンマウスとしての機能に加えて、表面がタッチセンサーになっており、表面で指を上下左右にスワイプまたはフリックすることで、垂直/水平のスクロール操作が可能なことが特徴だ。ドライバCDなどは付属していないが、日本マイクロソフトのWebサイトから「Mouse and Keyboard Center 2.0」をダウンロード、インストールすることで、ボタンやタッチセンサーの設定が可能となる。携帯性に優れており、タッチセンサーの操作感も良好なので、気軽に携帯できる小型マウスが欲しいという人におすすめだ。

Wedge Touch Mouseの背面。右が電源ボタンで、左が電池カバーをスライドするためのスイッチだ

単3形アルカリ乾電池×1本で動作する。電池寿命は約4カ月である

横から見ると丸みを帯びたクサビ型になっており、手のひらにすっぽり収まるサイズだ

「Mouse and Keyboard Center 2.0」をインストールすることで、ボタンやタッチセンサーの設定を変更できる

タッチ設定では、垂直/水平スクロールと、垂直/水平フリックの設定が可能

Sculpt Touch Mouse

4方向タッチスクロール機能を備えたBluetooth対応マウス
・参考価格 4,935円
・2012年9月7日発売

Bluetooth対応の「Sculpt Touch Mouse」。タッチスクロールストリップを備えていることが特徴だ

右手でSculpt Touch Mouseを握ったところ。ちょうど手にフィットする大きさだ

Sculpt Touch Mouseは、4方向タッチスクロール機能を備えたBluetooth対応マウス。本体サイズはW65×D96×H33mmと、大人の手にフィットする大きさで、重量は約111g(電池含む)だ。単3形アルカリ乾電池×2本で動作し、電池寿命は約9カ月と長い。Bluetoothバージョンは3.0で、電波受信範囲は約10mだ。Bluetoothアダプタは付属していないので、Bluetooth非対応の機器で利用する場合は、別途Bluetoothアダプタを用意する必要がある。

読み取り方式として、マイクロソフトの最新技術であるBlueTrackテクノロジを採用。青色LEDを採用することで、レーザー方式では苦手な、カーペットや目の粗い表面でもなめらかな動きを実現している。解像度は1,000dpi、読み取り速度は8,000fpsと高速なので、アクションゲームなどの素早い動きにも問題なく追従する。

Sculpt Touch Mouseの背面。下が電源スイッチ、中央が接続ボタン

単3形アルカリ乾電池×2本で動作する。電池寿命は約9カ月と長い

本体は比較的オーソドックスな形状

左右クリックボタンの中央にある細長い部分が、タッチスクロールストリップと呼ばれるセンサーだ。表面に指を置いて上下左右にスワイプすることで、垂直または水平のスクロール操作が行える。さらに、ストリップ自体が3つのボタンとして機能し、上ボタン(奥側)を押すとページアップ操作が、下ボタン(手前側)を押すとページダウン操作が可能だ。ストリップの中央ボタンは、いわゆるマウスのセンターボタンの役割を果たし、「戻る」「進む」などよく使う機能を自由に割り当てられる。左右クリックボタンとあわせて、5ボタンマウスとして利用できるが、タッチスクロールストリップの上下ボタンは機能を変更できない。

振動機能も搭載しており、スクロール操作時には、タッチスクロールストリップが小刻みに震えるようになっている。ドライバCDなどは付属していないが、日本マイクロソフトのWebサイトから「Mouse and Keyboard Center 2.0」をダウンロード、インストールすることで、ボタンやタッチスクロールストリップの設定が可能だ。タッチスクロールストリップのスクロール操作には、最初はややとまどうかもしれないが、慣れれば便利に使えるだろう。Windows 8に特化した機能を搭載しているわけではないので、Windows 7以前のOSを利用しているユーザーにもおすすめだ。

「Mouse and Keyboard Center 2.0」をインストールすることで、ボタンやタッチスクロールストリップの設定を変更できる

タッチスクロールストリップの設定画面。スクロール速度や加速の強さ、振動の有無などの設定が可能

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