撮像素子にはAPS-Cフィルムサイズの有効1,610万画素CMOSセンサーを、画像処理エンジンには「BIONZ」をそれぞれ搭載する。感度はISO100~16000に対応。ISO1600くらいまではノイズがあまり気にならず、高感度の性能は優秀といえる。

動画は、AVCHDとMP4の2形式で記録でき、AVCHDでは最大1,920×1,080のフルHD記録に対応する。動画のマニュアル露出やピクチャーエフェクトの使用も可能だ。

今回の試用では、中級機に匹敵する多彩な機能と快適な操作感を味わうことができた。エントリーモデルながら、マニュアルでの操作性やカスタマイズ性にも多少配慮されているので、入門者以外のユーザーでも大きなストレスなく使えるだろう。

撮影モード:絞り優先AE(F5.6 1/2500秒) / 露出補正:-0.3 / 感度:ISO200 / WB:オート / クリエイティブスタイル:スタンダード / 焦点距離:16mm / レンズ:「E 16mm F2.8」

撮影モード:絞り優先AE(F2.8 1/10秒) / 露出補正:-1 / 感度:ISO400 / WB:太陽光 / クリエイティブスタイル:スタンダード / 焦点距離:16mm / レンズ:「E 16mm F2.8」

撮影モード:絞り優先AE(F8 1/500秒) / 露出補正:+0.7 / 感度:ISO200 / WB:太陽光 / クリエイティブスタイル:スタンダード / 焦点距離:55mm / レンズ:「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」

撮影モード:絞り優先AE(F6.3 1/400秒) / 露出補正:-0.3 / 感度:ISO1600 / WB:オート / クリエイティブスタイル:スタンダード / 焦点距離:210mm / レンズ:「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」

撮影モード:絞り優先AE(F8 1/3200秒) / 露出補正:-0.3 / 感度:ISO200 / WB:オート / クリエイティブスタイル:スタンダード / 焦点距離:16mm / レンズ:「E 16mm F2.8」

撮影モード:絞り優先AE(F5 1/250秒) / 露出補正:±0 / 感度:ISO200 / WB:太陽光 / クリエイティブスタイル:スタンダード / 焦点距離:89mm / レンズ:「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」

撮影モード:絞り優先AE(F4 1/13秒) / 露出補正:+0.3 / 感度:ISO400 / WB:オート / クリエイティブスタイル:スタンダード / 焦点距離:16mm / レンズ:「E16mm F2.8」

撮影モード:絞り優先AE(F8 1/80秒) / 露出補正:+1.3 / 感度:ISO200 / WB:太陽光 / クリエイティブスタイル:スタンダード / 焦点距離:18mm / レンズ:「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」

上段左から順にISO200/400/800/1600、下段左からISO3200/6400/12800/16000で撮影。撮影モード:絞り優先AE(F11) / 露出補正:-0.3 / WB:オート / クリエイティブスタイル:スタンダード / 焦点距離:99mm / レンズ:「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」

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