「ニコニコ超会議」の様子

4月28日と29日の両日に渡り、千葉の幕張メッセでニコニコ動画のイベント「ニコニコ超会議」が開催された。ここでは、2日間で約9万人もの入場者を記録した当イベントでのフードコートの模様を紹介する。

4月28日の正午。晴天の海浜幕張駅から続々と繰り出す人の列は、会場となる幕張メッセ入口に至って幾重にも折りたたまれた長蛇の列となっていく。展示ホール1から8までを貫いて設けられたイベント会場内は40以上のブースに分けられ、それぞれスタッフや来場者で立錐の余地もない状況。「銀河鉄道999」のキャラクターや「初音ミク」に扮したコスプレイヤーが闊歩し、キャラクターを描いた自動車・通称「痛車」がフラッシュを浴びる。特設神社を見れば、神前結婚式が執り行われるといった状態。

午後1時。入場から一段落した来場者は徐々にフードコートへと動き始める。フードコートは2カ所。日本全国のB級グルメが提供されるフードコートと「ニコニコ動画タイアップメニュー」がウリのフードコートだが、俄然ニコニコ動画メニューに人気が集まり、さらに昼食時とあって全14種類のメニューのうち「満腹系」は、30人以上の行列が出来上がっていた。

一番人気は名作アニメに登場する巨大生物を模した「あの! オムライス」(700円)。「運営」と大きくプリントされたTシャツ姿のスタッフがチキンライスを薄焼き玉子で包んでオムライスを整えるが、午後1時過ぎには完売。以降は2時間おきに限定販売にするほどの人気ぶりだった。

「あの! オムライス」(700円)

二番人気は四角く型抜きした白ごはんにレーズンで顔を描き、ニコニコ動画キャラクターをイメージした「ニコニコ動カレー」(500円)で、オムライスの完売直後にはこちらに客足が流れ、たちまち80人を数える行列になる。さらに英語の「空耳」から生まれた「ホイホイあんかけチャーハン」(700円)、包み紙が魅力的(?)な「ガチムチホットドック」(500円)など、ガッツリ系メニューはいずれも大盛況。

ブルーの液体に漬かっているのはマムシ……。「オリジナルポーション」は400円

見慣れたあのキャラクターがカレーに。「ニコニコ動カレー」(500円)

この他、青い液体にマムシがトップリと浸かった「オリジナルポーション」(400円)、お土産に最適な「ショボーンクッキー」(4枚セット300円)など、「ここでしか味わえない」メニューはいずれも人気を集めた。来場者は長時間並んで買い求めた末、赤い毛氈を敷いた縁台に陣取っては楽しげに味わう。その光景に、ネット動画の底力を感じた。