3月7日にスイスのバーゼルで開幕した世界最大級のウオッチ&ジュエリーショー「BASELWORLD 2012」では、カシオ計算機も広いブースを出展。G-SHOCKやBaby-G、OCEANUSといった各ブランド専用スペースを設け、まさに百花繚乱の腕時計たち。オフィシャルパートナーを務める「レッドブルレーシング」のF1マシンも来場者の目を引いていた。

カシオブースの外壁で、ひときわ目立つ赤い"G"

BASELWORLD 2012におけるカシオ計算機のテーマは「Smart Access to Smart Functions」。時計の複数の"針"を別々に駆動する「New 5-Motor Drive」と、「電子式リューズスイッチ」によるスムーズで快適な操作性という2つの先進技術で構成される"Smart Access"が、文字通りスマートなFunction(機能性)を実現する。Smart Accessはすでに、OCEANUS、EDIFICE、PROTREKの一部モデルで導入されているが、BASELWORLD 2012で発表されたG-SHOCKの新作にも搭載。これで、男性向けの4つのブランドですべて、Smart Access搭載モデルが出そろった。

一方で女性向けモデルも、ポップ、キュート、エレガンスといった言葉が似合う新作が粒ぞろいだ。フェイスデザインをはじめ、バンドを含めたトータルデザインにも磨きかかかっている。

G-SHOCKとBaby-G、G-msの専用スペース入り口(写真左)。低い天井のトンネルを進むと、ワクワクと期待感が高まる。G-SHOCK専用スペースは黒と赤のイメージ(写真右)

人気モデル、スカイコックピットの新作「GW-A1000」。日本での発売は未定だが、ぜひともお目にかかりたい。英国空軍のパイロットと共同で開発したという特別な「ロイヤル・エアフォースモデル」の姿も

最上位モデル「MR-G」の特別仕様となる「MRG-8101JP」は、会津の職人が手作業で、都市コードリングに黒漆と蒔絵を装飾。世界限定50本で価格は63万円という何ともスペシャルな逸品だが、こうしたG-SHOCK限定モデルは日本だけでほとんど売れてしまうという……

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「レッドブルレーシング」のF1マシンも展示