UQコミュニケーションズが提供する「WiMAX Speed Wi-Fi」(WiMAX Wi-Fiルーター)の新ラインナップとして、5月27日に発売されたのが「URoad-8000」(シンセイコーポレーション製)だ。URoad-8000は約98gの軽量小型のモバイルルーターで、約9時間の連続通信が可能という長時間バッテリーが魅力。Wi-Fi(無線LAN)対応のPC、スマートフォン、ゲーム機などを最大10台まで同時に接続できる。本稿では、URoad-8000のセットアップや具体的な利用シーンについて紹介する。

WiMAX対応モバイルルーターの新製品「URoad-8000」

■主な仕様 [通信] WiMAX [インタフェース] Micro USB(充電用) [無線LAN] IEEE802.11b/g(今後アップデートでIEEE802.11nもサポート) [セキュリティ] WEP(64/128bit)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA2-PSK(TKIP/AES)、SSIDステルス機能、MACアドレスフィルタリング [本体サイズ] 約W91×D57×H20.4mm [重量] 約98g(バッテリー含む) [連続通信時間] 最大約9時間(連続使用時 [接続台数] 最大10台

約98gの軽量ボディで9時間駆動 - 同時接続台数は10台!!

まず、URoad-8000の同梱品について紹介しよう。端末を購入して箱を開くと、説明書のほかにURoad-8000本体、充電用アダプター、Micro USBケーブルが入っている。URoad-8000は、Micro USBで接続して充電できるのも特長のひとつだ。Android、BlackBerryスマートフォンなどを使っている人なら、スマートフォンを接続するMicro USBケーブルをURoad-8000にも代用可能で、URoad-8000専用のケーブルなどを持ち運ぶ必要がない。もっとも、約9時間持続する長時間バッテリーを搭載しているので、充電切れで困ることはまずないだろう。だが、万が一、充電が少なくなっても、スマートフォンのケーブルを持っていれば安心だ。

URoad-8000本体と充電用アダプター、Micro USBケーブル

Micro USBケーブルで充電できる