使えば使うほどポイントがどんどんたまる
ドコモのケータイクレジット「DCMX」

今や携帯電話は日常生活にはなくてはならないアイテムとなりました。近所での買い物はもちろん地震など非常時のときでも、とりあえずケータイと財布だけは持って出たという人も多いのではないでしょうか。

携帯電話の料金は電気代などの公共料金と同様、家計の中では固定費に分類されることが多いようです。毎月ある程度きまった支出が予想される固定費は、クレジットカードで払うことに向いています。というのも、一度手続きをしてしまえばあとは自動的にカードで引き落としされ、ポイントも貯まっていくからです。

固定費の中でも携帯電話料金の支払いに適したクレジットカードがあります。特に、NTTドコモの携帯電話を利用していて、ドコモポイントをためているという人は、ドコモのケータイクレジット「DCMX」が向いています。

VISAとMASTERが選べる「DCMX」

ポイント3倍の入会特典

「DCMX」には、ドコモから発行されるクレジットカードを利用すると、あるいはおサイフケータイに電子マネーのiDを設定してから使うことで、それぞれドコモポイントがたまる特徴があります。クレジットカードの年会費は初年度無料で、次年度以降は前の年に1回でも利用すれば無料になるので、利用している間は基本的に無料です。

この「DCMX」は年会費無料以外にも、様々な特典があります。その一つが入会特典です。入会した月とその後の3カ月間に利用すると、200円で1ポイントという通常たまるポイントが、200円で2ポイントという入会特典が加算され、200円の利用で計3ポイントのドコモポイントがたまります。

たとえば5月に入会すると、5~8月末までが入会特典の対象期間です。クレジットカードにはVISAやMasterCardといった国際ブランドがついているので、レストランや百貨店など一般的にクレジットカードが利用できるところならどこでも大丈夫です。ただし、ポイントが加算される対象はショッピングや飲食などで、携帯電話料金や公共料金などの一部の支払いは対象外となります。

コンビニなどクレジットカードが使えないところでは、おサイフケータイ(iD)で支払うことでポイントをためることができるので、少額の場合でもポイントのとりこぼしを少なくすることができます。

ボーナスポイントは500ポイント

入会してから4カ月目以降は、DCMXのサイトからお得情報メールを設定することで毎週日曜日のショッピングやレストランなどでの飲食代などのポイントが、200円で3ポイントたまります。ちなみにお得情報メールとは、キャンペーン情報などをケータイにメールで知らせてくれるサービスです。スーパーが発行するクレジットカードの中には、ある決まった特定日に特典がついているものがありますが、その特定日は多くても3日です。しかし、日曜日となると月に4回、多いときなら月に5回もあるので、毎週日曜日に買い物をまとめれば自然にポイントはたまっていきます。

また、年間の利用額に応じてボーナスポイントももらうことができます。まず、ショッピングの年間の利用額が累計20万円を超えるとボーナスポイントとして500ポイントがもらえ、以降10万円ごとの利用につきさらに500ポイントがもらえるので、使えば使うほどポイントがたまる仕組みです。

ケータイ料金もDCMXで支払うとおトク

もちろん、DCMXでケータイ料金を支払うこともできます。今ドコモのケータイを利用していて銀行などの口座から引き落しにしている人は、DCMXで支払う方がおトクになります。なぜなら銀行の口座引き落しでたまるドコモプレミアムクラブのポイントの対象は基本使用料や通話料などで、端末分割支払金やiモード情報料などは対象外だからです。これをDCMXで支払うと、ドコモプレミアムクラブのポイント以外に全体の携帯料金のポイントが追加されます。どちらもドコモポイントとしてたまるので、DCMXで払う方がドコモポイントのたまりが早くなります。

このDCMXで払うときには、現在利用している銀行の引き落し口座をそのままカードの引き落し口座にすることができるので、今までとの違いは引き落し日が変わることぐらいです。

クレジットカードには、そのお店で使うと通常よりもポイントが多くつく特約店を設けているところがありますが、当然DCMXにも特約店があります。通常たまるドコモポイントは200円で1ポイントですが、ENEOSで利用すると200円で2ポイント、JTBで利用すると200円で2~4ポイントがたまります。他にも多くの特約店があるので要チェックです。

ポイントは商品券やマイルなどと交換できる

ポイントをためるときに気になるのは何に使えるのかということです。ためたドコモポイントには様々な使い道があります。最もよく知られているのが、最新のケータイや付属品などの購入代金に利用できることでしょう。他にも注目したいのは、ドコモプレミアムクラブの様々な商品と交換できることです。交換できる商品はためたポイント数によって異なりますが、ホテルやクルーズでのディナープランや人気温泉旅館での宿泊プラン、有名な国産牛や折り畳み自転車、パソコンや大型液晶テレビなどいろいろ。もちろん、人気の高い商品券やANAやJALのマイルにも交換できます。

ちょっと変わったところでは、DCMXの会員限定のDCMXコースです。このコースは、DCMX(iD)のおサイフケータイによるショッピングの利用代金の支払いに充てることができる電子クーポンと交換できるというもの。iDが利用できる加盟店は、セブン-イレブンやビックカメラなど続々と広がっています。