※写真はイメージです

「通話時間は減らしたくないけど、携帯料金は少しでも安くしたい」。そんな方のために各社の料金プラン、割引サービスを紹介します。メールのやり取りがめちゃくちゃ多い、パケット代が高い、彼氏、彼女との電話代がかさんでしまう。ドコモ、au、ソフトバンク会社ごとに、こうした悩みを解決します。第2回はau編です。

24時間通話し放題の「指定通話定額」をうまく活用
メール無料プランも登場

まずは基本プランをチェックしましょう。ここでは、基本料金が半額になる「誰でも割」に入っている前提で話を進めます。auの料金プランは主なものでも、買い方(2種類)と無料通話と通話料(5種類)の組み合わせで10種類もあります。買い方は「シンプルコース」と、2年間同じケータイ端末を使う「フルサポートコース」。シンプルコースは、フルサポートコースよりもケータイ購入時は2万1,000円高いものの、月々の料金が840円(プランSSは910円)安くなります。24カ月で2万160円なので2年間の総支払額はほぼ同じ。短期間で端末を買い替えたい人はシンプルコースがオススメです。

料金タイプは、通話時間が月約40分以下ならプランSS、それ以上ならSという目安です。後はおおよそ90分以上ならM、3時間半分以上ならL、6時間半以上ならLLでしょう。でも通話時間は月によって変わりますよね? たまに料金明細を見て、無料通話が余っていたら安いプラン、超過分が多ければ高いプランへと変えるだけで、かなりの節約になるのです。

特に、普段は全然使わないのに、何カ月かに1回くらい長電話をする時があるといった方は要注意。プランSSだと、4時間の長電話を1回しただけで1万円超。であれば、普段からより高い料金プランに入っておいたほうが安く済んだということになりかねません。

主に使う5つのプランを説明しましたが、11月に、電話はほとんどかけないメールオンリー派にオススメの料金プラン「ガンガンメール」ができました。無料通話がない代わりに、SSプランより安い月額780円と「EZ WIN」使用料315円の合計1,095円でメールが使い放題なんです。他社ケータイとのやり取りも、大きな画像のやり取りもOK。メールだけしかしないあなたには、かなりの節約になるプランです。

パケット代が390円以上なら迷わずパケット定額サービスへ

メールやウェブが使い放題になる「ダブル定額」「同ライト」「同スーパーライト」。3つとも上限額は4410円(PCサイトを見た場合は上限5985円)。月々のパケット代が390円以上なら、まずはスーパーライトへの加入をオススメします。

いずれのパケット定額サービスにも契約していない場合、1パケット当たりの料金が0.21円と、定額サービスに加入している場合に比べて2~4倍のパケット料になります。2,000パケット、つまり、ちょっと大きい画像が入ったメール2~3通で400円を超えてしまいます。画像が多いサイトなら数回の閲覧で超える場合も。間違って、着うたフルプラスを1曲ダウンロードしてしまうと通信料だけで約1万円にもなってしまいます。定額制が安心ですね。

auユーザー3人+家族となら24時間話し放題
auならではの指定通話定額

他社にはないauならではの割引サービスと言えば「指定通話定額」。月額390円で指定した3件のauケータイへの国内通話が24時間無料になります。例えばプランSSだと、10分通話するだけで390円を超えてしまうので、彼氏や友人がauケータイを使っているなら「指定通話定額」に入った方がオトク! 実際、この機能を使うまで、月々の請求額が6万円にもなっていた方が、このサービスに入った途端、2,000円になったというケースもありました。通話時間が特に長い3人を選んで、指定しましょう。

家族がauケータイを使っている場合は、別の割引サービスがオススメです。それは月々の定額料がかからない「家族割」。「誰でも割」との併用であれば、申し込むだけで家族との国内通話が無料になるのです。

Smart Sportsをジム代わりに使って節約
賢いポイント獲得術も

オトクと言えば、テレビCMでおなじみの「au Smart Sports」があります。月額105~315円(一部無料)で、走った距離、消費カロリー、ルートなどを表示してくれる「Run&Walk」やエクササイズができる「Fitness」などがあります。ヨガや通勤途中の運動などを指導してくれるので、ジム代わりにすれば、かなりの節約になります。

携帯電話の機種変更やコンテンツ購入に使えるauのポイントを賢く貯める方法もあります。例えば、請求額を紙の請求書ではなく、パソコンやケータイから見る「WEB de 請求書」。これに申し込めばauポイントが毎月15ポイント貯まります。さらにプレミアメンバーズになれば、1年ごとにもらえるアニバーサリーポイントが最大5倍になるのです。

また利用料金の支払を「じぶん銀行」からの口座振替にすれば、他に比べてポイントが2倍になります。じぶん銀行は、auケータイからだと特に使いやすいのも売り。三菱東京UFJ銀行への振込手数料が無料という特典もあるので活用したいもの。

ケータイ料金が高いとお悩みの方の中には、料金プランや割引サービスが最初に入った時のままになっているという方もいるのでは? 他社との競争の中で、新しい割引サービスが続々出てきていますので、ぜひ1度見直すことをお勧めします。例えば、説明してきた「ダブル定額スーパーライト」や「指定通話定額」。どちらも2009年8月にできたばかりですが、節約効果が大きいということで利用者が増えています。auサイトで確認してみるか、もしくはそれも面倒だ、という方はショップに行って相談してみると早いでしょう。