プロデューサーとして弟のRIKIをヒットさせたい

――歌といえば、竹内さんは、最近RIKI(アールアイケーアイ リキ)としても活躍されていますね。

竹内「いや、あれは弟だけどね……」

――そうでした。竹内さんはプロデューサーとして、弟さんのアーティスト活動をサポートされています。RIKIさんは今後どんな活動をされていくのでしょうか?

竹内「RIKIのアルバム『全国制覇』が10月7日にエイベックスから発売されました。弟の応援ということで、俺の曲も入ってます。初回限定盤には特典で『闇に吠えろ!』が収録されています。プロデューサーとしては、やっぱりヒットさせたいですね」

RIKI(アールアイケーアイ リキ)『全国制覇』

RIKI(アールアイケーアイ リキ)初のメジャーアルバム。インディースで5万枚のセールスを記録した『魁! ミッドナイト』、『紅のバックファイヤー』やメジャーシングル『MA・TSU・RI』、『Super Wave』と過去のシングル代表曲を全収録!! モーニング娘。の『LOVE マシーン』のRIKIバージョンも収録。また、初回限定盤特典として竹内 力の『闇に吠えろ!』が収録されている。CD+DVD版が3.990円、CD版が3,059円にて発売中。発売元はrhythm zone。

――最近、竹内さんのブランド化というか、映画やドラマ、バラエティなどが、竹内さんが出演しているというだけで、竹内さんのカラーに染まってしまうという気がします。

竹内「そうですかねぇ。自分としてはいつも通り普通にやっているだけなんですけどね。」

――良い意味で、主演作以外の出演作品でも、竹内さんが全部持っていってしまう感じがありますね

竹内「持っていくつもりはないんですが、自分の個性っていうのは俳優としての売りなので、その部分は活かしたいっていうのはあります。台本に書いてなくても、必要だと思えば自分で作り上げます。俺にしかできないこと、俺だからできる役ということが重要だと思ってますから」

――竹内さんのなかで、今後、新しいチャレンジなどは考えているのですか?

竹内「製作事業をもっと広げていきたいですね。色々と新しい事を考えているので、楽しみにしていてください」

――今日はどうもありがとうございました。

竹内 力 プロフィール

1964年生まれ、大分県出身。1986年映画デビュー。主演代表作に『難波金融伝ミナミの帝王』、『仁義』、『岸和田少年愚連隊カオルちゃん最強伝説』などのロングヒットシリーズを持つ。近年は映画『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』、『スケバン刑事 コードネーム＝麻宮サキ』、『大帝の剣』、『大日本人』、『ひゃくはち』、『次郎長三国志』、『ICHI』、『釣りバカ日誌19』、『激情版 エリートヤンキー三郎』などに出演し、独自の個性を活かしたキャラクターを好演。一方で、自身のプロダクション「RIKIプロジェクト」、制作会社「ギャングスター」を設立。社長として、製作者・プロデューサーとしても幅広く活躍。また、2007年にエンターテイメント・シンガーとして歌手デビューした"双子の弟!?"RIKI(アールアイケーアイ リキ)のプロデュース・全曲の作詞を手掛けている
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撮影:石井健