ご飯は、全ての丼メニューにヘルシーな五菜十七穀の炊き込みご飯を使用。ニンジンや白たき、ひじき、マイタケ、赤米、黒ゴマ、はと麦などを使ったご飯を和風味に炊き込んだもの。このご飯を使うことで、「丼なのに500kcal以下! 」を実現しているのである。 同時に肉だけでなく野菜もたっぷり摂れるバランス食となり、「しっかり食べられて ヘルシーな丼」という新しいジャンルが誕生した。

人参やひじき、竹の子などの五菜と、もちあわ、発芽玄米、大麦などの十七穀を使った炊き込みご飯を全ての丼メニューに使用。分量は1食200g

アレフ どんぶりドンキー事業部 兼坂清一氏は、「ハンバーグと炊き込み飯を、オリジナルの和風ダレで調味しました。それによってご飯とハンバーグが一体化し、食がすすむ味わいに仕上がりました」と自信をのぞかせる。さらに、「ハンバーグも丼も定番の料理ですが、ハンバーグを使った丼メニューはこれまでなかなかなかった。それは、洋風味のハンバーグと白ご飯の組み合わせでは日本人にはしっくりこない味だから」と語る。

こういった同社オリジナルと、時代のニーズに対応したヘルシーなメニュー内容により、客足は順調に伸びているという。ターゲットは都心で働く単身男性や女性客ら。現在のところ、来店客の3割以上を女性客が占めているという。

「元祖焼きたてハンバーグ丼」と「小泉シェフのこりすぎメニュー フォンドボーカリー丼」の2品はテイクアウトも可能。このまま軌道に乗れば、都心の駅前立地などを中心に出店を重ねていく構えだ。

「ほとんどのお客様が完食されるので嬉しいです」と手応えを感じている武藤洋人店長