日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)は、18日ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で2009年次RJCカー オブ ザ イヤーの最終選考会を開催しスズキ・ワゴンRを選出した。

RJCカー オブ ザ イヤー インポートにはアウディA4、RJCテクノロジー オブ ザ イヤーはフォルクスワーゲン・1.4L TSIエンジン&7速DSGが受賞。本年次の特別賞は「ハイパフォーマンス&スポーツカー」で、三菱自動車工業のランサーエボリューションXが受賞した。日産自動車のGT-Rは、わずか13票差で受賞を逃がした。

2009年次RJCカー オブ ザ イヤーの栄誉に輝いたのはスズキ・ワゴンR。ダイハツ・タントを抑えて受賞した

ワゴンRの前でよろこぶスズキのスタッフ。受賞の記念撮影の直後、社長から広報スタッフによろこびの電話が入っていた

RJCカー オブ ザ イヤー インポートを受賞したアウディA4

アウディA4はプジョー308の追い上げを振り切り、見事RJCカー オブ ザ イヤー インポートを受賞した。残念ながら特別賞のハイパフォーマンスカーでアウディR8は受賞を逃したが、同ブランドの大黒柱のA4が受賞して広報スタッフはほっとしていた

最終選考会には10月09日にマイナーチェンジした、ランサーエボリューションX「GSR-Premium」が持ち込まれた。パワーは従来の280馬力からアップして、ついに300馬力を達成。ツインクラッチSSTのミッションもより洗練された。GSR-Premiumは、レカロ製レザーシートやビルシュタイン製のショックアブソーバー、BBS製アルミホイールなどを標準装備した高級グレードだ。価格もプレミアムツインクラッチSSTで505万500円

特別賞のハイパフォーマンス&スポーツカーでは、日産GT-Rを抑え三菱ランサーエボリューションXが選ばれて喜びに沸く三菱広報スタッフ