東京ビッグサイトにて27日から30日まで、アニメーション総合イベント「東京国際アニメフェア2008」が開催された。

2002年から毎年開催され、今年で7回目となる東京国際アニメフェアでは、国内外のアニメ関連企業289社が出揃う見本市を中心に、様々なプロジェクトの発表会やシンポジウム、ファン交流イベントなどが4日間に渡って行われた。

ビジネスデーの会場風景から。一般向けのパブリックデーは約4倍の人手でにぎわった

動員数も回を重ねるごとに伸びており、今回は4日間で126,622人を動員。前回の4日間で107,713人という数字を更新し、過去最高の入場者数となった。ビジネスデー2日間の入場者数は24,479人で(前年度比100.51%)ほぼ横ばいの微増だが、パブリックデー2日間の入場者数が102,143人(前年度比122.53%)と大きい伸びを見せた。

サンライズブースでは、最終回間近の『機動戦士ガンダム00』と2期スタートを直前に控えた『コードギアス 反逆のルルーシュR2』が揃い踏み

劇場版の公開が決定した『天元突破グレンラガン』ブース。まだ情報は少ないながらも貴重な制作時の資料などを展示

日本テレビブースの顔はやはり今年もルパン。ルパンの愛車として有名なフィアット500を新旧2台展示

日本テレビブースで発表会が行われた『RD 潜脳調査室』。左からシリーズ構成の藤咲淳一氏、Production I.Gの石川光久社長、日本テレビ編成局映画センター長の奥田誠治氏

新作のなかでとくに大きくプッシュされていた『ソウルイーター』のコンパニオンのみなさん。深夜に映像を追加したバージョンを放送するなど、春新番の台風の目となりそう

アニメと実写映画で人気が再燃している『ヤッターマン』。タツノコプロブースではドロンジョ様がお出迎え

タツノコプロブースでは『キャシャーン』をマッドハウス制作で今秋から再度アニメ化という特報も。スタッフは山内重保×馬越嘉彦×小林靖子という、なかなか通な布陣

テレビ東京ブースで捉えたレアな2ショット。人気アニメ『ケロロ軍曹』のちびケロ(右)と新番組『ゴルゴ13』のデューク東郷(左)

グッドスマイルカンパニーブースの1/8初音ミク(右)。ワンダーフェスティバルなどで原型が披露されていたが、塗装済のモデルは初公開となる。左はFigma版の試作品

同じくグッドスマイルカンパニーで発表されたご当地『涼宮ハルヒの憂鬱』。全国のアニメイトで限定販売となる

小粒ながらも凝った展示を行っていたユーフォーテーブル。劇場版シリーズが進行中の『空の境界』から作中に登場する「伽藍の堂」を再現したセット

初の日本国内制作となるディズニー作品『ファイアボール』の主人公ドロッセル。プロモーションビデオを見るにお嬢様っぽいキャラクターの模様。ツンデレ?
(C) Disney

アニメフェア恒例となっているオークションから目玉商品を紹介。左から安彦良和、大河原邦男、塩山紀生の直筆サイン色紙。落札価格は見当もつきません……

オークションの商品ではないものの、こちらも直筆の貴重な展示物。『銀魂』の制作時に書かれた、プロデューサー書き下ろしによるサブタイトル。長い

今夏開催予定の「スタジオジブリ・レイアウト展」の告知として並べられた『風の谷のナウシカ』(上)と『天空の城ラピュタ』(下)のレイアウト

一見アニメと関係なさそうなこちらの展示品、じつは『リボンの騎士』とローティーン向け雑誌『Hana*chu→』のコラボレーションモデル

『秘密結社鷹の爪 THE MOVIEII ~私を愛した黒烏龍茶~』の制作発表会。副題にはネーミングライツ(命名権)を活用。黒烏龍茶は劇中でもかなり活躍する!……らしい

島根ネタをふんだんに盛り込んだ『秘密結社鷹の爪』に強力なゲストが登場。それは島根県知事! ビデオレターで応援メッセージを披露

『あしたのジョー』のコンビ復活! 監督: 出崎統(左)、プロデューサー: 丸山正雄(中央)による『ウルトラヴァイオレット:Code044』の発表会から。主演は人気声優の朴ロ美(右 ※「ロ」は「王」へんに「路」です)

公開された『ウルトラヴァイオレット:Code044』の作中カットから。キャラクターデザインは出崎作品には欠かせない杉野昭夫が担当
(C)2008 Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc.

サブステージで行われた『キン肉マン』のプロジェクト発表会から。よゐこのふたりとキン肉マンがゲスト参加

会場に置かれた全418体のキンケシを熱く語るよゐこ浜口氏。「僕のお気に入りのキンケシは全部怒り顔のアシュラマンですね」

ステージイベントと並行して業界関係者のためのシンポジウムも行われている。こちらはアニメアニメジャパン主催による、北米アニメビジネス関連のディスカッション

また、気鋭のアニメ作家を紹介する恒例の「クリエイターズワールド」も開催された。今回は「クリエイターズワールド・アドバンス」と題して、クリエイターズワールドの出身者も再び参加。ここでの出展をスプリングボードとして活用し、現役で活躍している模様を間近で見ることができる。

『ペイル・コクーン』で注目を集めたスタジオ六花の吉浦康裕さん。ロボットのいる社会を描く新作『イヴの時間』は夏ごろから公開予定

切り絵などを駆使して、独特のメルヘンな世界を演出している杉殿育恵さん。ユニットpecorapedで制作した『迷走赤ずきん』などを展示

インパクトでは別格! キモかわいくない路線で数々のおバカ作品を手がける谷口崇さん。声や主題歌も自前で制作

一瀬皓コさんはJTのCMなどで有名なアニメ作家、古川タクさんの門下生。壁一面の落書きはめちゃくちゃかわいいですが、かっこいい絵もかなりイケます

多彩な分野で活躍中のくろやなぎてっぺいさん。名作を一新した『スペースインベーダーエクストリーム』のアートディレクションや椎名林檎のPVなどを担当

『リッジレーサー』シリーズの永瀬麗子の生みの親である由水桂さんも参加。テイストの異なる絵本的な作品『あめふりゆうれいのさがしもの』も展示

期待の新番組はもちろん、海外作品やアートアニメまで、毎回アニメーション幅広さを実感させてくれる本イベント。次回は2009年3月18日(水)~21日(土)の開催予定となっている。