【レポート】

SF(すこしふしぎ)の世界を詰め込んだ「夢は無限 藤子・F・不二雄展」開催中

    岩村拓也  [2008/03/13]

    東京の杉並アニメーションミュージアムにて2月26日より、「夢は無限 藤子・F・不二雄展」が開催されている。開催期間は5月25日まで。開館時間は10時から18時(最終日は15時まで)、月曜休館。入場無料。

    会場へ入ると『ドラえもん』のお馴染みの顔ぶれが出迎えてくれる。また「どこでもドア」のうしろに立ち、記念撮影することができる

    連載誌やSF短編集の展示など、初期の作品も数多く並んだ。パネル展示では、手塚治虫らも住んだトキワ荘についてや、『ドラえもん』誕生のエピソードなども知ることができる

    『ドラえもん』からは映画化された長編作品の複製原稿を展示。親子で来場しても、それぞれ好きな作品に出会える

    今回の展示会は『ドラえもん』の生みの親である、マンガ家の藤子・F・不二雄(藤本弘)の描いた作品の数々を展示。『パーマン』『エスパー魔美』などの複製原稿のほか、コンビを組んだ藤子不二雄(A)と中学時代に作成した同人誌や、作品の構想を練ったアイデアノートなども見ることできる。藤本氏の描き続けてきた、日常のなかに突然非日常が飛び込んでくるという、SF(すこしふしぎ)の世界。代表作『ドラえもん』など、そのルーツを知ることができる貴重な機会となっている。

    ドラえもんの道具「もしもボックス」もお目見え。なかの電話でしゃべったことが現実となるという、まさに夢のような装置

    ミュージアム内のアニメ制作体験コーナー(無料)では、絵を描き写すトレース台を使い『ドラえもん』のキャラクターたちを描くこともできる

    展示会期間中には各種イベントも予定されており、3月8日公開の劇場版最新作『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』を手掛けた渡辺歩監督と、『オバケのQ太郎』などに登場する「小池さん」のモデルである鈴木伸一館長によるトークショーが予定されている。またミュージアム内のシアターでは「藤子・F・不二雄劇場」として、『ドラえもん』『エスパー魔美』などのアニメを上映中。アニメ上映スケジュールやトークショー申込方法については、ミュージアムの公式サイトより確認してほしい。

    <イベントスケジュール>

    【タイトル】
    藤子・F・不二雄 その創造世界に接して

    【内容】
    元『コロコロコミック』編集長の黒川和彦氏、藤本氏のもとでチーフアシスタントを務めたむぎわらしんたろう氏を迎え、藤子・F・不二雄氏との思い出などを語る。

    【開催日時】
    4月29日(火・祝日) 12時30分会場/13時開演

    【出演者】
    黒川和彦(小学館執行役員、元『コロコロコミック』編集長)
    むぎわらしんたろう(マンガ家、元藤子・F・不二雄プロ所属)
    鈴木伸一(杉並アニメーションミュージアム館長、スタジオ・ゼロ代表)

    【申込開始日時】
    4月5日(土) 12時より受付開始予定

    (C)藤子プロ

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