ディズニー歴代カップル勢ぞろい -『魔法にかけられて』ジャパン・プレミア

3月14日に公開されるディズニー映画『魔法にかけられて』のジャパン・プレミアが3日都内で行われた。プレミア会場には、主演のパトリック・デンプシー、ケヴィン・リマ監督、音楽&作曲のアラン・メンケン、プロデューサーのクリス・チェイスが登場し、レッドカーペットを歩き舞台挨拶を行った。また、会場には『白雪姫』、『シンデレラ』、『アラジン』、『眠れる森に美女』など、おなじみのディズニーの名作に登場する有名カップルたちも駆けつけた。

ディズニー伝統のファンタジーアニメと実写を融合させた映画『魔法にかけられて』。アニメが実写になるという作品テーマに合わせ、ディズニー映画の有名カップルたちと、映画のキャスト&スタッフが共にレッドカーペットを歩きファンを魅了した。レッドカーペットを踏んだデンプシーは「とても興奮しています」と笑顔で語った。

また、今回は多数の日本ゲストもレッドカーペット上に登場。ハンドボール日本代表メンバーとして話題の宮崎大輔選手、山田花子&三瓶などが、歓声を浴びながらレッドカーペット上を歩いた。プリンスの扮装をしてレッドカーペットで歓声を浴びた三瓶は「この状況がまだ、わかってないです」と動揺気味のコメントを残した。

レッドカーペット終了後は、上映会場のスクリーン前にてオープニングイベントが行われた。レッドカーペットを歩いた4組のディズニーカップルが、スモークの中ステージに登場。手を取り合いながら客席の間を移動して、最後はステージに組まれた豪華なセットの前で、それぞれ得意のダンスを披露した。

オープニングイベントの後は、映画のキャストとスタッフが舞台挨拶を行った。まずは離婚弁護士ロバート・フィリップ役のパトリック・デンプシーが「コンバンハ、トウキョウ」と日本語で挨拶。続いてリマ監督が「私は5歳の頃からディズニーのアニメーターになりたかった。それから夢が叶い、映画監督にもなれました。本作は往年のディズニーアニメを彷彿させる作品です。この作品を監督できたことを誇りに思います」と力強く語った。音楽を担当したメンケンは「アニメと実写を混ぜるという、本作のような新しいタイプの作品は、今後も増えていくでしょう」と冷静にコメント。最後に、デンプシーが「この映画で、楽しんで、笑い、泣いてください」と笑顔で挨拶して舞台挨拶を終えた。

『魔法にかけられて』は3月14日より日劇3ほかにて全国ロードショー。

写真撮影:石井健