東京オートサロン 2008 with NAPACでは、カスタムカーやパーツ以外にレーシングゲームの試遊機コーナーも人気だ。入り口近くに「グランツーリスモ5プロローグ」、エレクトロニック・アーツが、GENROQブースに併設する形で「ニード・フォー・スピード プロストリート」の試遊プレイコーナーにPS3版とXbox 360版を設置していた。

グランツーリスモ5プロローグブース。今回も待ち行列ができていた

今回、ニード・フォー・スピード プロストリートをプレイしてみたのだが、そのリアリティーに驚いた。車体のディテールはもちろん、その映り込みからクラッシュの際に飛び散るパーツ、車体のダメージに至るまで見事に再現しているのだ。

レースモードも繊細なコントロールを要求する「タンデム・ドリフト」、トップスピードを競う「スピード・チャレンジ」、パワードシフトチェンジが重要な「ドラッグ・モード」など、多様なシチュエーションを楽しむことができる。マシンも最新のGT-Rやランエボ、往年の名車AE86など、実在車が多数登場する。100種類以上にも上るエアロパーツの効果を風洞実験で確認できるなど、マシンチューニングも楽しめる。

しばし熱中してしまった筆者だが、終わってみれば車はボロボロ。実車ならかなり悲しい状態だが、これだけリアルに壊れるとむしろ爽快すら漂う。

GENROQブースに併設されたEAブースにはランボルギーニ・ムルシエラゴLP640も展示されている

ついはまってしまったが、車は悲惨な姿に。ここまで再現するとは