【レポート】

「パチモンサミット2007秋」に潜入取材 - 限りなきパチ怪獣への想い

9 喜井竜児氏コメント

    木全直弘  [2007/10/27]

    ――今回の内容は「再放送」ということでしたが、この企画はどのようにして立てられたのでしょうか?

    映像ディレクターの喜井竜児氏。唐沢なをき氏同様、パチ怪獣をあしらったアロハ姿

    「このイベントは今回で6回目を迎えたわけですが、6回続けている途中で、このイベントの存在を知って、それから参加するようになって、過去のネタを観てない方もいらっしゃる。また、会場のキャパに限りがあってチケットが手に入らなくて観逃した方とか、あるいはたまたまイベント当日にスケジュールの都合がつかなった方とか、そういう方たちのためにやったらどうか、ということですね」

    ――今回、喜井さんがおやりになったソノシートのネタは、初回上演のときとは取り上げ方にどのような違いがありますか?

    「初回のときは、ほかにもネタがたくさんあったので、ダイジェストということで内容を編集して、エッセンスの部分だけを取り出したものをお聴きいただいたんです。今回はそれを、全編字幕入りでお聴かせしました」

    ――パチモンの良さというのは、どんなところにあるとお考えでしょう?

    「同じパチモンでも、ただピラピラをくっつけりゃいいってもんじゃなくて、僕が見てもいいパチと箸にも棒にも引っかからないパチもありますしね。ガイコツバルタンなんか、すばらしいですよね。今どきのオフィシャルな怪獣より、よっぽどインパクトがありますし」

    ――そういうパチモンの良さを、今後もアピールしていきたいと……。
    「パチモンだというだけで、相手にしないという人もいますよね。そういう人は、僕は損をしてると思うんですよね。ちゃんと向き合って、自分で面白いか面白くないかを判断すれば、もっともっと怪獣の世界が楽しめる豊かなものになると思います」

    ――このイベントを通して、パチモンの評価は、確実に上がってきてますよね。

    「それが、ファンとしてはパチ怪獣を評価してくれる人が増えるのはうれしいんですけど、コレクターとしてはどんどん値上がりしちゃって、自分で自分の首を絞めてる気がしてしょうがないんですよね(笑)。それまで古いオモチャを置いてる店に行っても、大安売りのカゴの中に無造作に入れられてたようなものが今、ヤフオクとかでも高値で取引されるようになってきてますからね」

    ――次回の「パチモンサミット」は、どのような内容になさいますか?

    「次回は『再放送プラスワン』ということで、過去の大ネタに新ネタを加えた構成で、2008年3月下旬に開催する予定です。前売り券の発売は、1月下旬頃に開始されると思います。皆さま、どうぞお楽しみに!」

    ――次回を楽しみにお待ちしております。どうもありがとうございました。

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