女優の石原さとみが主演を務める、映画『ミッシング』(公開中)の本編冒頭映像が22日に公開された。

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■石原さとみ主演映画『ミッシング』、本編冒頭映像を公開

17日に公開初日を迎えた同作。初週末の3日間ですでに約7.5万人を動員する好スタートを切った。通常、平日に比べ週末や休日の方が劇場来場者は増えるが、今作は上映館257館のうち約半数の劇場で、月曜日の動員数が金土日いずれかの動員数を上回る“異例”ともいえる現象が起こっているという。

今回公開されたのは、同作本編の冒頭映像。失踪した幼い娘の思い出のシーンから一転、娘を懸命に探す3カ月後の疲弊した母・沙織里(石原)と父・豊(青木崇高)の姿が映し出される。そして、進展がない状況のため、キー局の取材が無くなる中、唯一家族の取材を続ける地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)とそのクルー、SNS上で事件に関与しているのではと噂される沙織里の弟・圭吾(森優作)など細かな登場人物の設定が明らかになる。

(C)2024「missing」Film Partners

【編集部MEMO】
映画『ミッシング』は吉田恵輔監督(※吉はつちよし)によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。