ゲシュタルト乙女、自分の選択に迷っている人に贈る新曲「神様」リリース

台湾出身のロックバンド・ゲシュタルト乙女が、2024年5月15日に新曲『神様』をリリースすることを発表した。

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2016年に台湾で結成された「ゲシュタルト乙女」は、現在、Mikan Hayashi(Gt./Vo.)と阿司(アースー,Ba.)による二人組バンド。結成以来、日本語詞での歌と型に捉われず、マスロック、デジタルロック、シューゲイザーなど実験的な試みを重ねた音楽性で日本と台湾の両地でライブツアーや大型音楽フェスへ参加し、国を超えて音楽ファンを魅了。また、今年3月に発表した楽曲『副都心』の制作では、荒井岳史(the band apart)を迎えるなど新たな刺激を日々取り入れ、バンドは常に進化し続けてきた。

そんなゲシュタルト乙女が、5月15日に新曲『神様』をリリース。Mikanは本楽曲に関して、「自分の好きなことを続ける上で、他人の視線や自分への期待が常に重いプレッシャーになる」、「(だが)恐れる必要も、他人に何かを決められる必要もなく、自分が真剣に前に進む限り、必ず素晴らしい景色が待っている」、「この曲はそんな自分の選択に迷っている人に贈りたい」と語っている。

楽曲の持つ鼓動を感じさせる幕開けからスケールの大きさとうねるような起伏が魅力的な力強い本楽曲。それを形作る阿司のベースフレーズとMikanの歌が印象的な楽曲となっている。ボーカルレコーディングでは、同じく台湾のSSW・音楽プロデューサーである林依霖(Elisa Lin)や甜約翰Sweet Johnの浚瑋(Vo.)の技術的・精神面での指導も受けたという。

また、6月からは日本と台湾でMikanによる初の弾き語りツアーも開催される。

■メンバーコメント

楽曲「神様」の紹介、制作のきっかけ:

Mikan:近年になってから、自分が日本語で自分の好きな音楽と歌詞を作り続けてよかったなと思い始めました。自分の好きなことを続けることは、たまに他人の視線を心配したり、自分への期待が常に重いプレッシャーになります。自分を疑い続けても解決策が見つからないときに、私はよくこの気持ちを音楽に託します。そして『神様』は、そんな気持ちの流れで書いたものです。恐れる必要もなく、他人に決められる必要もなく、道は遠くて長いかもしれませんが、自分が真剣に前に進む限り、必ず素晴らしい景色が待っています。この曲は自分の選択に迷っている人に贈りたいです。聞いた後、不安な気持ちを発散させて、自分の方向をより確かめたものにしてほしいと思います。

制作期間中の出来事:

Mikan:「神様」を作る際、この曲がライブでどのように力強く表現されるかを特に想像し、編曲にも反映させたいと思いました。今回の編曲チームは、これまで常に力を貸してくれたサポートメンバーとしてメンバー(ドラム・シャオパン、ギタ・ダーダオ)と共に作品を完成したのはとても嬉しいです。

今回のボーカルレコーディングでは、林依霖先生にお手伝いいただきました。過去の作品よりも、この曲はより変化に富んでいて爆発力があります。深層に潜む潜在能力が刺激されたことにとても感謝しています。これらの年月、自分の能力を高めるために努力してきて、Sweet Johnのボーカルの浚瑋先生と出会えたこともとても嬉しいです。彼の助けで多くの心理的な歌唱の障壁を乗り越えることができました。自分で歌えなかった音が、練習によって理想的なパフォーマンスに繋がったことを何度も体験しました。それが今回の制作過程で私が最も大きな発見だと感じました。」

新メンバー阿司(アース):音源のファイナルデータを提出したら湿疹が完治しました。

<リリース情報>

ゲシュタルト乙女

「神様」

2024年5月15日(水)0時配信開始

<ツアー情報>

ゲシュタルト乙女 弾き語りツアーライブ 「門出燦々」

Gestalt Girl Acoustic Tour Live ” Starting out brilliantly ”

2024年6月5日(水)福岡 :como_es

2024年6月6日(木)広島:ふらんす座

2024年6月8日(土)大阪:雲州堂

2024年6月9日(日)愛知:KDハポン

2024年6月10日(月)東京 :下北沢440

2024年6月21日(金)台北:玉虫畫室

2024年6月22日(土)台中:Coffee stopover black (元氣唱片行)

2024年6月23日(日)高雄:灰咖啡

チケット購入

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