俳優の渡部篤郎が、10日に放送されるフジテレビ系ドラマ『イップス』(毎週金曜21:00~)の第5話に犯人役ゲストで出演する。俳優デビューから約33年のキャリアを重ね、様々な作品に出演してきた渡部だが、連続ドラマへのゲスト出演は初めて。

  • 渡部篤郎

渡部が演じる板野恭二は、法廷内の様子を描きニュース番組に納品する法廷画家の男。15年前、個展を開くなど画家としてようやく生活できるようになった頃に妻を交通事故で亡くし、それからは思うように絵が描けなくなってしまった。現在は法廷画家として活動しながら、交通事故の犯人を弁護した杉本浩紀(田中要次)への復讐の機会を狙っている。

篠原涼子とは『なにさまっ!』(98年、TBS系)以来、約26年ぶりの共演。バカリズムとは初共演となる。

■渡部篤郎 コメント

「俳優人生の中で法廷画家という役は初。初めてではありましたが、台本には演じるためのヒントがしっかりと書かれていたので、その部分を熟読して撮影に臨みました。この作品の面白さは、やはり最初に犯人がわかる倒叙式になっているところだと思います。篠原さんやバカリズムさんがどうやって犯人を追い詰めていくのかは見どころです。そんな篠原さんとは約26年ぶりと随分久しぶりになってしまいましたが、撮影は楽しくさせていただきました。バカリズムさんは普段芸人として一人芝居もされている方なので、お芝居は私よりも慣れているのでは…という完成度でした。今回の役は普通のミステリー作品の犯人像とは少し変わったパターンになっていると思いますので、楽しみにしていただけたらうれしいです」

【編集部MEMO】
『イップス』は倒叙式の構成となっており、多彩な顔ぶれとなる犯人には毎話ゲストが登場。これまでトリンドル玲奈、藤原季節、塚本高史、香椎由宇が出演している。

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