ASUS JAPANは11月2日、健康状態や睡眠の質といったデータを記録できるヘルストラッカー「ASUS VivoWatch 5 AERO」(HC-C05)を発表した。11月10日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は23,220円前後。

  • ASUS VivoWatch 5 AERO。ディスプレイ側にもセンサーを搭載していることが特徴だ

0.96インチ画面の下部に、脈波伝播時間(PTT)と血中酸素濃度を測定できるセンサー(光学式心拍センサーとPPGセンサー)を備えたスマートバンド。センサーに指を20~25秒ほど置くことで、脈波伝播時間と血中酸素濃度をリアルタイムで正確に測定できるといい、健康管理に役立てられる。

本体裏側(手首側)にも光学式心拍センサーや血中酸素濃度測定(SpO2)センサー、PPGセンサーを備え、一日のバイタルを継続的にモニタリングし、ストレス解消レベルの測定も可能だ。睡眠機能は、睡眠時間、睡眠段階、いびきパターン、体動を測定・分析でき、自分の睡眠の質を把握できる。

  • ASUS VivoWatch 5 AEROには0.96インチディスプレイを搭載

  • 前面に搭載されたセンサー

  • 指をタッチし、運動中などでもPTTや血中酸素濃度をリアルタイムで測定できる

アクティビティは、ランニングや水泳、ヨガなど9種類のスポーツに対応。歩数や消費カロリー、ワークアウトの追跡といった基本機能も備えている。GPSを内蔵し、防水性能は5ATM。各種データの詳細はASUS Health Connectアプリで確認できる。スマートフォンとの通信はBluetooth 4.2。

本体はストラップ込みで26gと軽量。ストラップ素材はシリコンラバー(グレー色)で、バックルはメタル。バッテリー駆動時間は約3日間。本体サイズはW19.16×H13.2×D47.4mm。なお、本機は医療機器ではないため、測定データは病状の診断を目的とはせず、測定結果は参考値となる。

  • アプリでは心拍データの推移をグラフで表示可能

  • 健康管理データもまとめて確認できる