各地で続々と梅雨明けしたとのニュースが飛び込んでいる中、夏のお出かけの計画を立てている人もいるはず。

暑くても、やっぱり夏を迎えると気持ちがウキウキするという人も多いのではないでしょうか。

大学生フォトグラファーのkou(@kogram_)さんがシェアした一枚の写真が「イラストみたい」と注目を集めています。

夏景色が一番似合う駅が撮れました…
(@kogram_より引用)

  • @kogram_より引用

青い空と白い雲、駅名標の上を飛び交う鳥……「雨晴(あまはらし)」の駅名にぴったりの爽やかさ全開の光景と、日陰になっている手前側のホームとのコントラストが印象的な一枚です。ドアの間を通ってホームに出た瞬間、物語の世界が広がっているのではないかと思ってしまいますね。

この投稿に対し、Twitterユーザーからは「この一枚から夏の匂いや音、色んな物語が浮かんで素敵な一枚」「イラストだと思ってしまうほど綺麗」「アニメみたいですね」「駅の名前がまためちゃくちゃいいな………」といった賞賛の声が寄せられました。

元ツイートは7月24日時点で2.3万件の「いいね」を獲得。この写真から、それぞれの「夏の物語」を想像した人も多かったのではないでしょうか。

撮影の際、kouさんは、雰囲気を出すために駅舎の中から撮ることにこだわったそう。大きな反響が寄せられたことについて「多くの方に自分の写真を見ていただいて嬉しく思っています」とコメントしてくれました。


今回の写真の舞台となったのは、富山県高岡市にあるJR西日本氷見線の雨晴駅。駅からほど近い雨晴海岸は、富山湾越しに3,000m級の立山連峰が眺められる景勝地として知られています。

源義経が奥州へ落ち延びる途中、この地でにわか雨が晴れるのを待ったという伝説からその名が付いた「雨晴海岸」。レトロなたたずまいを残す駅とあわせて、一度は訪れてみたいですね。